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スコーレNo.4 光文社文庫
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スコーレNo.4 光文社文庫

宮下奈都【著】

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スコーレNo.4 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2009/11/09
JAN 9784334746780

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スコーレNo.4

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商品レビュー

4

285件のお客様レビュー

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2024/06/12

なんとなく手に取って余り期待せずに読み始めた本なのに夜更かしまでして、一気読みしてしまった 本の帯に書かれてある「あなたはいつ少女から大人になりましたか」と言うメッセージはもう若く無い自分には余り興味がもてなかった でも綺麗な文章に引き込まれ、誰もが憧れるようなラストも 素直に響...

なんとなく手に取って余り期待せずに読み始めた本なのに夜更かしまでして、一気読みしてしまった 本の帯に書かれてある「あなたはいつ少女から大人になりましたか」と言うメッセージはもう若く無い自分には余り興味がもてなかった でも綺麗な文章に引き込まれ、誰もが憧れるようなラストも 素直に響いてしまった とても気持ちよく読み終わる事が出来た

Posted by ブクログ

2024/06/06

古道具屋が実家の三姉妹の長女・麻子が主人公で彼女の中学時代から高校〜大学〜就職と追う物語。 一つ違いの妹・七葉の自由奔放さに比べて、自分の気持ちを押し殺して実直に生きる麻子だが、成長とともに内面から滲みてくる素直さが良い大人になっているなぁと感じさせる。 特にNo.3の靴店で働...

古道具屋が実家の三姉妹の長女・麻子が主人公で彼女の中学時代から高校〜大学〜就職と追う物語。 一つ違いの妹・七葉の自由奔放さに比べて、自分の気持ちを押し殺して実直に生きる麻子だが、成長とともに内面から滲みてくる素直さが良い大人になっているなぁと感じさせる。 特にNo.3の靴店で働くところに彼女の成長を感じ、すごく距離が近くなったような親近感が湧く。 さらにNo.4での恋愛は遠回りしてきたからこその確かなものを感じて嬉しくなる。 いいものを穏やかに講釈する父と笑顔で温和な母にちょっと厳しめだが正しい祖母の存在もいい。 ゆるゆるとじんわりと心に染みてくる。

Posted by ブクログ

2024/06/04

主人公、津川麻子の中学1年生、高校1年生、就職、社会人3年目を描いた作品。 家は古道具屋を営んでいる。 家族、恋愛、仕事、結婚という4つの「スコーレ」があったというのがタイトルの意味だろうと解説の方は書かれていた。 丁寧に丁寧に風景や内面が描写されていて、あっという間に読んだ。...

主人公、津川麻子の中学1年生、高校1年生、就職、社会人3年目を描いた作品。 家は古道具屋を営んでいる。 家族、恋愛、仕事、結婚という4つの「スコーレ」があったというのがタイトルの意味だろうと解説の方は書かれていた。 丁寧に丁寧に風景や内面が描写されていて、あっという間に読んだ。 私にとって物足りなかった部分を書く。 ・あらすじにある「七葉の自由奔放さ」がよくわからなかった。 七葉との確執、七葉の思いも知りたかった。 何故七葉は古道具屋から遠ざかったのだろう? ・愼ちゃんが従姉妹たちをどう思いながら麻子に接していたのかよくわからなかった。 ・幼少期から古道具屋にいて目が肥えていたのだろうが、全ての靴の値段が大体わかるとか、初めての買い付けを全て1人に任されるというのが、現実的でなくて少し白けてしまった。 ・茅野さんの誘い方が強引で気持ちが悪かった。 ・茅野さんとの運命的な過去が出来過ぎて急にマンガチックに感じた。 茅野さんが登場する迄は割と面白かったが、最後のまとめ方で結局何が言いたかったのかよくわからずこの評価。 言葉の選び方や流れる空気感は好き。

Posted by ブクログ

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