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GOSICK(Ⅰ) ゴシック 角川文庫
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GOSICK(Ⅰ) ゴシック 角川文庫

桜庭一樹【著】

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内容紹介 『私の男』で直木三十五賞を受賞した著者のキュートでダークなミステリシリーズの開幕!!20世紀初頭、久城一弥は、西欧の小国ソヴュールの名門校、聖マルグリット学園に留学する。図書館塔最上階の小部屋で奇怪な美少女・ヴィクトリカと出会うが・・!?
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2009/09/24
JAN 9784044281069

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商品レビュー

3.6

314件のお客様レビュー

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2024/08/17

 断捨離のため長年の積読本を片付けていく計画。想像していたよりもライトだったが、内容はかなり陰惨。こんな雰囲気とは思わなかった。デスゲームがメインかと思いきや、あくまでも主題は<野兎>が誰なのかに絞られている。Queenberry号の真相はかなり胸糞悪い。一弥の間抜けさと秀才ぶり...

 断捨離のため長年の積読本を片付けていく計画。想像していたよりもライトだったが、内容はかなり陰惨。こんな雰囲気とは思わなかった。デスゲームがメインかと思いきや、あくまでも主題は<野兎>が誰なのかに絞られている。Queenberry号の真相はかなり胸糞悪い。一弥の間抜けさと秀才ぶりのチグハグさが正にラノベのキャラクターっぽく、やや受け入れ難い。とはいえ、そこそこ楽しめたのでシリーズ追いかけてみてもいいかな。

Posted by ブクログ

2024/06/05

20世紀初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。東洋の島国から留学してきた久城一弥と、超頭脳の美少女ヴィクトリカのコンビが不思議な事件に挑む――キュートでダークなミステリ・シリーズ!! かなり前にオススメされて、そのままになってしまったので、今回読んでみた。なんというか、思ってい...

20世紀初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。東洋の島国から留学してきた久城一弥と、超頭脳の美少女ヴィクトリカのコンビが不思議な事件に挑む――キュートでダークなミステリ・シリーズ!! かなり前にオススメされて、そのままになってしまったので、今回読んでみた。なんというか、思っていた内容と全然違っていたのですが…(いい意味で)ってかんじだった。 想像していたのは、頭脳明晰な少女なヴィクトリカとワトソンな存在な一弥くんのドタバタ学園ミステリーなのかと思っていた。一弥くんが、学園の謎の情報や事件関係者から話しを聞いてきて、安楽椅子探偵なヴィクトリカちゃんなのかなって思っていた。 が、最初に謎の占い師の老婆が殺され、それも一弥くんの担任の先生から聞いた話で終わり、そして2人は余暇を楽しむために寮を出て旅へ。そこで、謎の招待状を発見し、怪しい船に乗り込み、事件に巻き込まれるという内容だった。 それと同時に、一弥くんとは別の少年少女たちの話が進んでいる。孤児などが国籍など関係なく集められ、船に閉じ込められる。そして、始まる子供たちの殺し合い。 もう学園ドタバタミステリーはどこに行ってしまったの???と思いながらも、この船の謎とか誰がこの船に正体したのか分からず、ドキドキしながら読んでいった。まさかの裏切りやバトルもあったりして楽しく読めた。 しかし、ある意味怖い話だったなと思った。大規模な占いに使われた孤児たち。本当に胸糞が悪い。子供たちの命なんて、庭に放たれた野兎と同じだったってことか。いや、うさぎの命だって重いけどね?!ってなった。 あと気になったのは、これって1巻だと思って読んだけど、これは続きだったのかな?って思うところがあった。出てきた迷警部とその部下の2人。これって、なんか前の話で一弥くんたちと出会って、今の関係を築いたのかな?って思うところがあった。そうでもないのか。 文の構成?がラノベみたいで読みやすくて良かった。ちょっと気になるところもあったけど、面白く読めた。一弥くんたちの次の冒険も追ってみるか。 2024.6.5 読了

Posted by ブクログ

2024/05/28

ヴィクトリカかわいい!♡ 一弥くんかわいい!笑 アニメ版は、のちにブシロードと縁深くなる、安田猛さんの企画作品となり、桜庭一樹さんの独特な世界観を見事に描いてくれました。 本作はその最初の導入作品となります。 もうこの2人の遠回りな恋模様がいじらしくてかわいらしくて。 そ...

ヴィクトリカかわいい!♡ 一弥くんかわいい!笑 アニメ版は、のちにブシロードと縁深くなる、安田猛さんの企画作品となり、桜庭一樹さんの独特な世界観を見事に描いてくれました。 本作はその最初の導入作品となります。 もうこの2人の遠回りな恋模様がいじらしくてかわいらしくて。 それでいて、世界一大規模な占いこそが、ユダヤ教以降の宗教だという風刺は大変に趣深いものがありました。直接名指しはしていないものの、中世から近現代に近づくにつれ、戦争の背後には、特定の人物が深く関わっていることをそれとなく伝えています。私たちの実在の世界においても、占いや大規模実験というのは、一部の資産家たちによって実際に行われています。 もちろん、OSSやCIAの達成率は案外に極めて低いことを思えば、世界は一部の人間の思惑「通り」にはなっておらず、間違いがあってはそのたび軌道修正しているのが実態だとは思いますが……それでも、大きな鰯の群れを、彼らの自覚がないまま操り、意に沿うよう動かそうとする小さな鰯の群れがいることもまた、事実であろうかと察しております。 具体的な人物名を挙げるなら、ハウス大佐は明らかにウッドロウウィルソンを操りました。彼が書いた小説・フィリップドルーは、共産主義と資本主義は、同じ人物(一族)が起草したものであり、これからその戦争ビジネスで儲けるつもりがあると、暗に記されています。もちろん、感動的なストーリーに隠されているゆえ、看破することは当時のアメリカ人にも不可能でした。※晩年、ウィルソンの手記に、ハウス大佐に騙されたと記されております。 それらの驚異的事実を、極めて早い段階から風刺していることが、桜庭一樹さんの着眼点の鋭さを物語っていると思えました。メタルギアシリーズの小島監督もすごいものがありますが、彼に並ぶか、あるいは上回る描写とも言えましょう。 ※以下、ネタバレを含みます。 ・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ それにしても、GOSICKは、本編完結後に、後日談も用意されております。一弥くんには姉がいるのですが、彼女の後日談は特に興味深いものがあるので———そちらもアニメ化してほしかったなぁと、今にして思うばかりです。ヴィクトリカの髪がなぜ銀髪なのか、彼女が一弥と再会するまで過ごした日々に何があったのか……そのあたりも、アニメと原作には若干の差がありました。もちろん、どちらも見応えがありますし、全てを映像化するより、読者の想像の余地があった方がいいのも理解できますが……個人的に安田猛企画作品のファンということもあり、ぜひ、彼の映像で、見どころあるシーンを見たかったという気持ちは今でも残っています。 その切なさが、かえって、原作小説にしかない味わい深さを、より楽しませてくれているのかもしれません。

Posted by ブクログ

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