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夏への扉 新訳版
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2009/08/08 |
| JAN | 9784152090591 |
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夏への扉 新訳版
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商品レビュー
3.9
202件のお客様レビュー
夏を待つ時に読む本
外出自粛期間中、将来に希望を感じたかったのでこの本を読んでみました。 将来何が起こるかわからない、ただし悪いことばかりではない。
うみこ
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
エンジニアである主人公が、ビジネスパートナーと婚約者という2人に共謀され裏切られ、ヤケになってコールドスリープに入り、作中の現代である西暦1970年から30年後の西暦2000年という未来にジャンプする…という古典SF。 30年後である西暦2000年は、コールドスリープ前の主人公の想定・準備のいくつかが外れており、一文無しになってしまうが、発明されていたタイムマシンを利用して1970年に戻り、過去を改変してから再度コールドスリープに入って2000年に目覚めると、今度は上手くいっていてハッピーエンド!という内容だが、ということは1970年から2000年までの30年間は主人公がコールドスリープの場所を2人分占拠することにならないか? …という疑問はあるものの、ストーリーはシンプルで分かりやすく、SFのコールドスリープ物は本書の二番煎じにするより他に方法が無いのではないかという印象。 本書はSFオールタイムベストの上位の常連であるし、特に日本人には人気だそうで、SFというジャンルの中ではひとまず読んでおいて損は無いと思う。
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読み終えた率直な感想。『BACK TO THE FUTURE』みたい。それも、丁寧な解説付きで観たような気分。 あらすじは、相棒と婚約者の2人に裏切られた男が、未来と現在を行き来しながら復讐をする、というもの。 この小説の醍醐味は、やはり終盤の怒涛の伏線回収だろう。300pあ...
読み終えた率直な感想。『BACK TO THE FUTURE』みたい。それも、丁寧な解説付きで観たような気分。 あらすじは、相棒と婚約者の2人に裏切られた男が、未来と現在を行き来しながら復讐をする、というもの。 この小説の醍醐味は、やはり終盤の怒涛の伏線回収だろう。300pあたりから一気に面白くなった。 構成や文才はもちろん、読者に場面を想像させる上手さが、流石歴史に名を残すSF作家だなと思った。 あと、意外と猫は出てこない。
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