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神学部とは何か 非キリスト教徒にとっての神学入門 シリーズ神学への船出00
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神学部とは何か 非キリスト教徒にとっての神学入門 シリーズ神学への船出00

佐藤優【著】

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神学部とは何か 非キリスト教徒にとっての神学入門 シリーズ神学への船出00

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新教出版社
発売年月日 2009/06/10
JAN 9784400300007

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神学部とは何か

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商品レビュー

3.8

19件のお客様レビュー

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2025/10/29

キリスト教や神学に興味はあったものの、マクグラスやらカール・バルトやらを読むほどの熱量も基礎体力もなく。 そこへ行くと、長めの電車移動が2回もあれば読み通せる本書は割といいチョイスだったかなと。さすがにこれだけで神学のことが「わかった気になれた」とは到底いえないが。 神学は一般...

キリスト教や神学に興味はあったものの、マクグラスやらカール・バルトやらを読むほどの熱量も基礎体力もなく。 そこへ行くと、長めの電車移動が2回もあれば読み通せる本書は割といいチョイスだったかなと。さすがにこれだけで神学のことが「わかった気になれた」とは到底いえないが。 神学は一般社会でも充分に「役に立つ」学問だと佐藤氏は繰り返し強調していた。もっとも、入り口の時点でクリスチャンか否か、その上でただのクリスチャンではなく牧師の資格を持っているか否かが問われる神学は、基本的にはほぼ100%キリスト教を信じる人のものなんだろう。 出てくる神学者の名前があまりにも知らない人だらけなのも、他の人文科学とはやはり隔絶した世界なんだなという感じがした。 そのへんのノリが分かっただけでも、ごく薄い本を1冊読んだぶんの甲斐はあったと思う。

Posted by ブクログ

2024/07/30

神学とは虚学で、現実と具体的関わりを持たない、だから議論はハッキリした結論は出ず。恐ろしいことに、おおむね「敗者が論理的には正しい」という歴史を持つ。教会の東西分裂となった「(三位一体を前提として)精霊は父からか、父とキリストからか?という命題で対立し互いに相手を破門(神の救済の...

神学とは虚学で、現実と具体的関わりを持たない、だから議論はハッキリした結論は出ず。恐ろしいことに、おおむね「敗者が論理的には正しい」という歴史を持つ。教会の東西分裂となった「(三位一体を前提として)精霊は父からか、父とキリストからか?という命題で対立し互いに相手を破門(神の救済の拒否=テロリズム許可)した。ニカイア信条の「子からも」の部分を正教会(東方協会)が削除したとカトリック教会が言いがかりをつけたのだが、のちに文献学が発達すると5,6世紀に挿入された文言であったことが明らかになったが、カトリックは錯誤を認めて謝ったりしない。地動説を放棄したガリレオのように。免罪符を告発したルターのように。  「全能の神を信じる」前提の議論で、「結論が先にある」から迫害されときには命を落とした=普通の社会的意味では負けたほうが「正しい」  佐藤も外務省公金私的流用嫌疑で逮捕拘束されたとき、鈴木宗男の証拠隠滅の恐れで釈放されない(鈴木告発に回れば自由になれる)取り調べで「それなら釈放されなくていい」513日の拘禁に耐えたのは「神学による訓練があったからこそ」と言っている。  目の前に猛獣が居て吠えたら「恐怖」を感じる。しかしどこかにいる何かの咆哮を聞いたような気がしただけなら「不安」を感じるだろう。(p52)人間はたいてい、日常的には死ぬということを意識していない…しかしわれわれのは確実に死ぬ存在である。そのことを意識した瞬間に、われわれの中に不安が生じる。  (p60)「聖書には、選ばれた者については書かれているが、選ばれない者については何も書かれていない」…決して裁いてはならないのだ。

Posted by ブクログ

2023/06/28

・人間はいつか死ぬ。だから、生きることの意味を知る必要性が出てくる。人間は死ぬときに「自分の人生は何だったのか」と誰もが考えるのである。神学はそのときへの備えになる。

Posted by ブクログ