商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新教出版社 |
発売年月日 | 2009/06/10 |
JAN | 9784400300007 |
- 書籍
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神学部とは何か
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神学部とは何か
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神学とは虚学で、現実と具体的関わりを持たない、だから議論はハッキリした結論は出ず。恐ろしいことに、おおむね「敗者が論理的には正しい」という歴史を持つ。教会の東西分裂となった「(三位一体を前提として)精霊は父からか、父とキリストからか?という命題で対立し互いに相手を破門(神の救済の...
神学とは虚学で、現実と具体的関わりを持たない、だから議論はハッキリした結論は出ず。恐ろしいことに、おおむね「敗者が論理的には正しい」という歴史を持つ。教会の東西分裂となった「(三位一体を前提として)精霊は父からか、父とキリストからか?という命題で対立し互いに相手を破門(神の救済の拒否=テロリズム許可)した。ニカイア信条の「子からも」の部分を正教会(東方協会)が削除したとカトリック教会が言いがかりをつけたのだが、のちに文献学が発達すると5,6世紀に挿入された文言であったことが明らかになったが、カトリックは錯誤を認めて謝ったりしない。地動説を放棄したガリレオのように。免罪符を告発したルターのように。 「全能の神を信じる」前提の議論で、「結論が先にある」から迫害されときには命を落とした=普通の社会的意味では負けたほうが「正しい」 佐藤も外務省公金私的流用嫌疑で逮捕拘束されたとき、鈴木宗男の証拠隠滅の恐れで釈放されない(鈴木を告発に回れば自由になれる)取り調べで「それなら釈放されなくていい」513日の拘禁に耐えたのは「神学による訓練があったからこそ」と言っている。 目の前に猛獣が居て吠えたら「恐怖」を感じる。しかしどこかにいる何かの咆哮を聞いたような気がしただけなら「不安」を感じるだろう。(p52)人間はたいてい、日常的には死ぬということを意識していない…しかしわれわれのは確実に死ぬ存在である。そのことを意識した瞬間に、われわれの中に不安が生じる。 (p60)「聖書には、選ばれた者については書かれているが、選ばれない者については何も書かれていない」…決して裁いてはならないのだ。
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・人間はいつか死ぬ。だから、生きることの意味を知る必要性が出てくる。人間は死ぬときに「自分の人生は何だったのか」と誰もが考えるのである。神学はそのときへの備えになる。
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神学は虚学!意表を突くスタートなのだが、逆にすべての学問の影に寄り添い、理解を深めさせるもの。非クリスチャンのための本と言いながら難易度は高い。非キリスト教徒にとっての神学はあり得ないが無神論者の神学はあり得るというのは納得。 中世の神学論争「針の上で天使は何人踊れるか」が極めて...
神学は虚学!意表を突くスタートなのだが、逆にすべての学問の影に寄り添い、理解を深めさせるもの。非クリスチャンのための本と言いながら難易度は高い。非キリスト教徒にとっての神学はあり得ないが無神論者の神学はあり得るというのは納得。 中世の神学論争「針の上で天使は何人踊れるか」が極めて重要な論争だった!そして、答えがなく、数百年後にまた繰り返されるとはいかにも神学論争。それを「旅人の神学」(P43)というのだそうだ。P97に紹介される聖書の「カエサルの銘が刻まれた銀貨」の話は今まで気づかなかった視点で目から鱗。著者がモスクワ大学で哲学部科学的無神論学科に飛び込み、教授の半分がキリスト教徒だったとは笑える話。そして経済学部のマル経と近経の逆転も。
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