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加藤周一戦後を語る 加藤周一講演集別巻
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | かもがわ出版 |
| 発売年月日 | 2009/06/10 |
| JAN | 9784780302868 |
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加藤周一戦後を語る
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商品レビュー
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90年代と00年代前半のおよそ15年の間に日本各地で行われた戦後をテーマに講演したものを主に集成した書。 東大医学生だった時分、日本が真珠湾攻撃をした1941年の12月8日と敗戦の1945年8月15日はどちらも晴れた日の出来事として記憶している著者の思い出から戦争を振り返り、日本...
90年代と00年代前半のおよそ15年の間に日本各地で行われた戦後をテーマに講演したものを主に集成した書。 東大医学生だった時分、日本が真珠湾攻撃をした1941年の12月8日と敗戦の1945年8月15日はどちらも晴れた日の出来事として記憶している著者の思い出から戦争を振り返り、日本は戦後というものをどのように歩み、現代の日本はどうあるべきなのかを、世界のさまざまな国での見聞や交流とによる知見と著者の持つ豊富な知識と卓越した洞察力によって後世に残すべく縦横無尽に語っている。 講演当時、戦後50年から60年にかけての時期だが、将来を憂いていた著者が生きていたら今の日本をどう見るのだろうか。
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1989~2005年の講演集。高校や大学などで若い人向けに話したものが多い。 右傾化が目立ってきた当時の日本の状況を、自分が実際に見て感じていた戦前の状況と冷静に比較し、「押しつけ憲法」という粗雑な論への批判や、軍事費をなし崩しに増やしていくことの危険性の考察などについて、ユーモ...
1989~2005年の講演集。高校や大学などで若い人向けに話したものが多い。 右傾化が目立ってきた当時の日本の状況を、自分が実際に見て感じていた戦前の状況と冷静に比較し、「押しつけ憲法」という粗雑な論への批判や、軍事費をなし崩しに増やしていくことの危険性の考察などについて、ユーモアも交えながら明晰な分析力で伝える。わかりやすいが精緻な論理で淡々と語られる主張への賛否は聴く人に委ねるという誠実な姿勢は、自分の意見に与しない人を「敵」と見なす今の政治家の薄っぺらさとは対極のもので、どの講演も本当に聞き応えのあるものだったことだろう。 加藤が危惧していたそのままの道筋で、ますます戦争が間近になってきた昨今だからこそ、特に若い人たちに読んで欲しい本だと思う。 #加藤周一戦後を語る #加藤周一 #かもがわ出版 #読書 #読書記録 #読書記録2022
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図書館で借りた。必要な所だけ抜き書きしようと思ったけど、大事な所が多すぎて断念。戦争平和その他大事な事を考える時に読み返したい、買って手元に置いておきたい本。
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