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イスラエル 岩波新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2009/04/23 |
| JAN | 9784004311829 |

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商品レビュー
3.7
23件のお客様レビュー
▼東京外国語大学附属図書館の所蔵状況(TUFS Library OPAC) https://www-lib.tufs.ac.jp/opac/recordID/catalog.bib/BA89742582
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イスラエルという国は我々にあまり馴染みがないが、IT系のスタートアップ企業が多く輩出されている。私も仕事で使うサーバ機器などのディスク装置の設計者がイスラエル人の方であったり、家にはソーダストリームがあったりする。そう、ソーダストリームはイスラエル企業だ。中東情勢ではイスラエルは...
イスラエルという国は我々にあまり馴染みがないが、IT系のスタートアップ企業が多く輩出されている。私も仕事で使うサーバ機器などのディスク装置の設計者がイスラエル人の方であったり、家にはソーダストリームがあったりする。そう、ソーダストリームはイスラエル企業だ。中東情勢ではイスラエルは常に周辺のアラブ諸国と争いが絶えず、今もガザ地区へ侵攻中にある。これらニュースを見ていると、単に強国イスラエルが弱者であるガザ地区を一方的に攻撃する悪者のようにも見えてくる。歴史上、ナチスによるユダヤ人の虐殺の記憶が新しいが、それ以前にも定まった土地を持たず世界に離散するイメージのユダヤ人。そしてイギリスの二枚舌外交など紆余曲折を経て1948年に今の地に足を下ろした。従来からそこに暮らすアラブの民を追いやり、その場所をあたかも自分たちの安住の地とばかりに根を下ろし、かつ国力を上げながら周辺諸国の脅威として君臨してきた。事実これまでに何度もイスラム勢力と戦いを繰り広げてきたし、その度に双方に甚大な人的被害を負ってきた。今のような強気かつ強大な軍事力を持つ体制になったのは、かつてのユダヤ人虐殺などから離れ離れに暮らしたユダヤ人への同情からくる諸外国支援もあるだろうが、一度今の地に落ち着いたイスラエルは、各国に散らばるユダヤ人達を呼び寄せ離散状態の解消に努めてきたことに由来する。人口の増加と共に、元来計算が上手く、金融知識に富んでいた事から、着実に資金を増やし国力、軍事力までも脅威的に増強させてきた。 それによる弊害としては、アメリカ同様人種の坩堝と言われる様な多民族制、多様性からくる内政不安を常に抱えてきた事。そして内政不安と共に外交的にもいつ暴発するかわからない不安の種になってしまった事だろう。周りは敵だらけ、過去からの記憶に深く刻まれた迫害の記憶などイスラエルという国が自らを守るために、自身を強靱化せざるを得ない状況にする要因の一つだろう。 本書はその様なイスラエルの成立を内外との関係性から紐解いていく書籍だ。特に国内に生まれてくる様々な主義主張を持つ政治勢力、それらが外国とのいざこざ、戦争を経て様々に移り変わっていく。経済的な立場から、宗教的な思想・観念から成り立つ多種多様な勢力が、国内政治に於いては入れ替わり立ち替わり主役を演じていく。その様な状況にあっても、自らのユダヤ教的考え方とユダヤ教を信仰する民であるという不変かつ強固な舞台を持ち、何があろうとその舞台が崩れる事は無い。彼らを結びつけるユダヤ教という信仰。日本人からすると中々理解し難い独特の教義にも映るかもしれないが、一国を結び続ける強固な思想であることには変わりない。 最近ではアメリカのトランプ大統領の親族もユダヤ教徒であるそうだが、イスラエルを強く支え続ける立場のアメリカがいる限り、彼らイスラエルはガザを想いのままにしようとするだろう。 単にイスラエルを悪の中枢の様に見ることもできるが、彼らから見た世界やパレスチナ人が一体どの様に見えているかなど、背景を理解するにはちょうど良い内容である。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
イスラエルのガザ侵攻より一年。この本を再読した。 この本の目的の一つとして著者は、 「パレスチナ人に対する戦争すらも「対テロ戦争」で正当化するシオニズムの核心部分を、内在的に理解しなければならないと思ったから」だと述べている。 しかし一つの列島に同一の民族として生きてきた日本人にはなかなか理解が難しいのかもしれない。ヨーロッパのユダヤ人には長く迫害されてきた歴史があり、それが「シオンの丘」にユダヤ民族国家を建設しようというシオニズムにつながっていったことを考えると、その強い防衛意識はあながち過ちだとは言い切れない。 イスラエル社会は大きく分けて三つの分裂があるという。一つ目は政教分離の原則にかかわる分裂。イスラエルは民主国家であるが、イスラエルをユダヤ教に基づく宗教国家にすべきであると考える「ユダヤ教原理主義」の人々との対立が顕在化している。二つ目はユダヤ人の出身地域からうまれる文化的差異に基づくエスニックレベルの対立である。一口にユダヤ人といってもヨーロッパからの移民だけではなく、イラク、エチオピア、モロッコからの移民もあり、それぞれの生活習慣も違う。ソ連崩壊以降は旧ソ連地域から100万人近いロシア系ユダヤ人が流入したが、その多くはヘブライ語も学ばず、ロシア文化と生活様式を維持している。そして最後にユダヤ市民とアラブ市民の民族的対立がある。イスラエル建国後もその地にとどまったアラブ人たちがいて、イスラエル総人口の約20%を占めるという。かれらはイスラエル国籍を持っており、公共サービスも受けることができるが、経済的・社会的格差がある。さらには今問題となっているガザ地区やヨルダン川西岸には多くのパレスチナ人がいる。 イスラエルは実に多様な文化が入り組んだ国家である。それを反映して政党数も非常に多く、その変遷も複雑であるが、大きく言えば上記に挙げた三極を争点として争っているといえる。そのため多くの場合一党で組閣をすることはできず、連立内閣となることが多い。 イスラエル社会は右傾化が進んでいるように見える。今のネタニヤフ内閣は右翼政党、宗教政党との連立内閣である。そこに来て2023年10月7日のハマースの奇襲が起こった。社会のバランスが一気に崩れてしまったかのようだ。 マスコミの報道は圧倒的にガザ地区のものが多く、イスラエル国内のものは少ない。まして普通のイスラエル市民を伝えるものはごくわずかだ。しかし、この人たちのことも理解し、対話をしなければ、この戦争は終わらないだろう。
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