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肩胛骨は翼のなごり 創元推理文庫
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肩胛骨は翼のなごり 創元推理文庫

デイヴィッド・アーモンド(著者), 山田順子(著者)

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肩胛骨は翼のなごり 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2009/01/23
JAN 9784488543020

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商品レビュー

3.8

53件のお客様レビュー

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2024/08/17

とても好みなのだがさいごがあまりにあっさりしすぎている気がして、いや、でもこのくらいでいいのかな、もんもんもんとしてしまうため星をひとつ減らしております。 ばか安くてうまいイタリアンチェーン店がメニューを番号で注文するようになったとき、思い出してざわざわするくらいには血肉になって...

とても好みなのだがさいごがあまりにあっさりしすぎている気がして、いや、でもこのくらいでいいのかな、もんもんもんとしてしまうため星をひとつ減らしております。 ばか安くてうまいイタリアンチェーン店がメニューを番号で注文するようになったとき、思い出してざわざわするくらいには血肉になっているようです。 うましかて!

Posted by ブクログ

2024/05/20

肩甲骨は翼のなごり、タイトルと同じように素敵でノスタルジックな物語だった。 妹の赤ちゃんのか弱さを子供ながらに感じ取り、無事を祈り、守りたい、と切に願うマイケルの姿が胸にじんと沁みた。スケルグの正体は最後まではっきりとは明かされなかったけど、そして私が想像していた天使とは見た目は...

肩甲骨は翼のなごり、タイトルと同じように素敵でノスタルジックな物語だった。 妹の赤ちゃんのか弱さを子供ながらに感じ取り、無事を祈り、守りたい、と切に願うマイケルの姿が胸にじんと沁みた。スケルグの正体は最後まではっきりとは明かされなかったけど、そして私が想像していた天使とは見た目は違ったけど、でも想像通りの純真な心の持ち主だった。この一冊を読んで心が洗われたように感じる。うまし糧〜( ´˂˃` )

Posted by ブクログ

2023/05/25

古ぼけた空き家に家族が入る。リフォームにとりかかる。ガレージには謎の存在がいる。その事に主人公は気づく。 ところで、例えば以下のようなフレーズに初めに出会ったらこれが児童文学と信じて疑わなかっただろう。 「ぼくはサッカーで大活躍した。ぼくからボールを奪えるやつはひとりもいなかった...

古ぼけた空き家に家族が入る。リフォームにとりかかる。ガレージには謎の存在がいる。その事に主人公は気づく。 ところで、例えば以下のようなフレーズに初めに出会ったらこれが児童文学と信じて疑わなかっただろう。 「ぼくはサッカーで大活躍した。ぼくからボールを奪えるやつはひとりもいなかった。敵のあいだをたくみにすり抜け、ドリブルし、跳びあがる。タックルをかわし、ヒール・キックでボールを味方に渡す。ヘディングでゴールを決め、ネットの隅に曲がって入りこむロングシュートを決めた」 しかし、実際はそのような単純な話では無い。 タイトルにあるとおり、肩胛骨が翼の名残だとしたら。誰しも天使の翼の生え際を不遜にも想像したことがあるのではないだろうか。それを実際に仮定して、即ちイデアとしてある、天使と、人間としての身体を持つ人間との、概念的な矛盾の相剋を題材のひとつとしている。 「でも、神話って真実に近いんじゃないかしら。周囲を見まわしてごらんなさい、マイケル。雛たち、花々、まぶしい陽光。わたしたちのまわりに見えるものは、みんな、ペルセポネがもどってきたのを歓迎しているみないじゃない?」 6羽の翼を持った存在が語られる。家がなくガレージに蜘蛛などと住む痩せこけたホームレスであり、しわくちゃな翼をもつスケリグ、と主人公マイケルの妹──これも翼のイメージと語られる──と2羽のフクロウの番い、2羽の雛、これらの命が並列して語られる。この並列状況は、どのようなことを意味するのか?最後にはミナに翼があることが錯視される。 これはなんだろう。世界に羽ばたいていく、人間の希望というのを示しているのではないだろうか 「想像してごらんなさい」ミセス・マッキーはいった。「もしすべての種が育ったら、世界にはザクロの木以外なにも育つ余地がなくなってしまう」 天使の羽というのは、「鳥のつばさみたいのじゃなく」、「透明で、あわあわしていて、よく見えないんだけど、でも、確かに翼だった」 一応、解説で、筆者自ら「初めての児童書」と言っていることから、児童文学とジャンル分けすることにする。この作家がレイモンド・カーヴァーから、影響を受けていたということをが、驚いた。

Posted by ブクログ

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