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白鯨(訳:阿部知二)(下) 岩波文庫
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白鯨(訳:阿部知二)(下) 岩波文庫

ハーマン・メルヴィル(著者), 阿部知二(訳者)

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白鯨(訳:阿部知二)(下) 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1957/07/05
JAN 9784003230831

白鯨(訳:阿部知二)(下)

¥825

商品レビュー

3.7

24件のお客様レビュー

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2010/05/28

鯨との格闘のシーンは…

鯨との格闘のシーンは迫力があります。読みづらい文章だけど頑張って読めば感動します。

文庫OFF

2023/09/22

モービイ・デックが哀れだ。 何故こんなに漁師達の目の敵にされて、追いかけ回され銛を投げ付けられなければならないのか。 読み終えて、底なしの虚無感に襲われる。 激闘が終わって船長エイハブは死に、白鯨モービイ・デックは多くの銛や絡まる綱を引き摺りながら全身に傷を受け、満身創痍で広い大...

モービイ・デックが哀れだ。 何故こんなに漁師達の目の敵にされて、追いかけ回され銛を投げ付けられなければならないのか。 読み終えて、底なしの虚無感に襲われる。 激闘が終わって船長エイハブは死に、白鯨モービイ・デックは多くの銛や絡まる綱を引き摺りながら全身に傷を受け、満身創痍で広い大洋のなかを彷徨う。 怒るモーデイ・ビックの反撃で、エイハブは帰りを待つ若い妻と娘を残してボートと共に海の藻屑と消える。すべてを見届けて語り部となるイシュメール以外、乗組員は皆因縁の死闘に巻き込まれて、それぞれの人生を強制的に遮断される。 ピークオッド号はナンターケットから半年かけて大西洋やインド洋を通り日本沖で漁を重ね、大量の鯨油を積んで赤道直下の決戦場に到着する。 鍛冶屋は銛を研ぎ、エイハブの義足を作り直し、大工は水葬用の棺桶修理もして決戦に備える。途中同じナンターケットのレイチェル号が寄ってきて、船長から白鯨との戦いで行方不明になった息子二人の共同捜索を必死に懇願されるが、エイハブは断り、モーデイ・ビックの追撃を続ける。先を暗示する現象や乗組員の不気味な行動が続くうち、とうとう「仇敵を大洋の囲いに追い込む」。 下巻は95章から135章まで、細切れの短い章建てでキレよく書き連ね、前半の悠長な解説と細部にわたる分析を経て、後半は動的な緊迫感で読者を巻き込み、ともに闘う高揚感を盛り上げる。 最後には荒波のなか白鯨モーデイ・ビックが怒りの形相で読者をも水浸しにする勢いで、真っ逆様に迫って来る。海の総力戦は二人の決闘で天井を打つ。白鯨だけが生き残り、棺桶を浮輪にしたイシュメールを残して船員は皆滅び、船の残骸がどこまでも続く静かな海にたゆたう。 読者を引き込む凄まじい表現力だ。 すべての叙述がリアルで、この死闘に収束すべく構成されている。 マッコウ鯨漁の壮大な叙事詩であり 名作古典の名に恥じない圧倒的な長編大作である。

Posted by ブクログ

2022/07/30

ここまでついてきた読者へのご褒美のような面白さ。恐怖も興奮も無常感も全部載せ。そして相も変わらず怒涛のボリュームでお送りされる鯨の知識知識!読者がエピローグを読み終える度に新たな鯨博士が誕生するのだ。夏休みにおすすめ!爽やかさとは程遠い閉塞感のある海の旅を楽しめる。「閉塞感」と表...

ここまでついてきた読者へのご褒美のような面白さ。恐怖も興奮も無常感も全部載せ。そして相も変わらず怒涛のボリュームでお送りされる鯨の知識知識!読者がエピローグを読み終える度に新たな鯨博士が誕生するのだ。夏休みにおすすめ!爽やかさとは程遠い閉塞感のある海の旅を楽しめる。「閉塞感」と表現してしまったが、『87章、無敵艦隊』のような心温まる章もあるよ!!

Posted by ブクログ

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