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語られなかった敗者の国鉄改革 「国労」元幹部が明かす分割民営化の内幕
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語られなかった敗者の国鉄改革 「国労」元幹部が明かす分割民営化の内幕

秋山謙祐【著】

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語られなかった敗者の国鉄改革 「国労」元幹部が明かす分割民営化の内幕

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 情報センター出版局
発売年月日 2009/01/07
JAN 9784795849921

語られなかった敗者の国鉄改革

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2009/01/01

 2008年末〜2009年始(年越し)にかけて読んだ本。なぜこの本を年越し本としたかは自分でも不明です(完全に興味本位です)。  国鉄改革に際して、最後まで抵抗したとされる「国鉄労働組合」の幹部が記した本です。国鉄における「国労」が趨勢を誇った時代から、分割民営化に際して、「鉄労...

 2008年末〜2009年始(年越し)にかけて読んだ本。なぜこの本を年越し本としたかは自分でも不明です(完全に興味本位です)。  国鉄改革に際して、最後まで抵抗したとされる「国鉄労働組合」の幹部が記した本です。国鉄における「国労」が趨勢を誇った時代から、分割民営化に際して、「鉄労」+「動労」に覇権を握られていく過程が克明に書かれています。  この著者の秋山氏は「国労」本部の企画部長を追われたあと、鉄産労連(現在のJR連合)の立ち上げにも参画しています。そのあたりの思想的な連続性もわかり、非常に勉強になります。  しかしながら、国鉄・JRにおける労働組合の位置づけがある程度理解できていないと、読みこなすのは少し難しいかもしれません。ちょっと趣は異なりますが、西岡研介『マングローブ』講談社、2007年。や、葛西敬之『国鉄改革の真実』中央公論、2007年。なども読んでおくと理解が早いかもしれません。  「事実は小説より奇なり」という言葉がぴったりの非常に興味深い内容です。

Posted by ブクログ

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