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凍りのくじら 講談社文庫
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凍りのくじら 講談社文庫

辻村深月(著者)

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凍りのくじら 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/11/13
JAN 9784062762007

凍りのくじら

¥440

商品レビュー

4.1

1842件のお客様レビュー

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2014/02/27

初、辻村作品。良かったです。

共感できないヒロインに不安になりながらも読了。少しファンタジーな心の温かくなるお話です。辻村作品は登場人物が他の作品とも少しずつリンクしているのでそれを見つける楽しみもあります。

yuki

2026/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公芦沢里帆子の父は有名なカメラマンで藤子F不二雄の作品がとても好きだった。芦沢光で、彼が失踪してから五年が経つ。幼い頃父の影響を受けて里帆子も藤子F不二雄の作品が好きになり、中でもドラえもんに惹かれる。藤子F不二雄はドラえもんにおけるSFをスコシ・フシギとして捉えており、彼女はそれを気に入り、人の個性をスコシ・ナントカで分類するようになった。 彼女は自分を少し・不在と称しており、周りのことを馬鹿にしすぎる性で誰とも、うまく馴染めなかったが、そんな最中別所あきらと出会い、彼のもつニュートラルさに心を開いていく。彼を通じて色々な人と出会い、心を和ませるが、昔の恋人の存在により、波瀾曲折の事態が次第に起こり始める。 芦沢光、私は最初に彼の名前をコウと、して読み進めていたが後にA.Aというイニシャルが明かされ、下の名前がAから始まるということがわかり、咄嗟にアカリと変換してみたが、どこか女性らしい名前だなとか当時はそんなことを思っていた。別所あきらが現れて、彼が好きな子にチープなネックレスを送ったり、芦沢里帆子を写真のモデルにするといった行動はどこか里帆子に昔の父と母の関係を彷彿させた。読み進めていくうちに、別所あきらの存在が明かされて、芦沢光の名前に終盤までルビを振らなかったのにはそういうことだったのかととても驚かされました。

Posted by ブクログ

2026/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2026.4.27読了 父と母のあたたかく深い愛にラストは涙が止まらなかった。 あたたかくて苦しい。久々に辻村深月ワールドに浸かったがやはり苦しい。じんわりと胸に染み渡るような人のあたたかさが心をあたためるとともに胸を締め付ける。 特に母が帰り支度を済ませて、でも発熱で帰れなかったシーン、気づかないうちに父がいつも側で見守ってくれていたと気付くシーンは 切なく苦しく胸が詰まった。目の前にいる人を大切にする。そんな当たり前のことを私たちは日常を生きているうちに忘れてしまう。当たり前を当たり前だと思わず日々を大切にしていきたいな。何気なく過ごす日常の尊さに改めて気付かされた。 里帆子はずっと寂しかったのだと思う。でも本当はたくさんの人からの愛に囲まれて生きていた。愛とは見つけるものではなく気付くものなのだと思う。私たちは気づかないうちにたくさんの人に愛されて生きているのかもしれない。

Posted by ブクログ

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