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凍りのくじら 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2008/11/13 |
| JAN | 9784062762007 |
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凍りのくじら
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商品レビュー
4.1
1812件のお客様レビュー
初、辻村作品。良かったです。
共感できないヒロインに不安になりながらも読了。少しファンタジーな心の温かくなるお話です。辻村作品は登場人物が他の作品とも少しずつリンクしているのでそれを見つける楽しみもあります。
yuki
面白かった。 主人公・理帆子は現代で言うと冷笑系だ。進学校に通っており頭がよく、関わる人全員を下に見て馬鹿にしている。 最初の感想は朝井リョウさんの「何者」に似ていると思った。でも何者の主人公は人を観察するのを日常として無意識に人を馬鹿にしていたのに対して、理帆子はあからさ...
面白かった。 主人公・理帆子は現代で言うと冷笑系だ。進学校に通っており頭がよく、関わる人全員を下に見て馬鹿にしている。 最初の感想は朝井リョウさんの「何者」に似ていると思った。でも何者の主人公は人を観察するのを日常として無意識に人を馬鹿にしていたのに対して、理帆子はあからさまに人を馬鹿にしている。 誰かは考えが浅い、何も考えていないなど。はっきり言って性格が悪い。正直読むのを止めようかと思ったほどだ。 そして元彼関係の話もなんだか気持ち悪い。こんな男が本当に存在するのか疑うレベルの酷さ。それを冷笑しながら受け入れる理帆子にも苛々する。 しかし物語は1人の青年、1人の少年と出会うことで少しずつ変化していく。それは今までの苛つきが少しずつ解消されていく感覚を得た。 決して円満ではなかった母との関係の変化。家を出ていく父を止められなかった後悔。わだかまりのあった親子関係が絆を取り戻していく過程は感動した。 作中で最初に読んだミステリーがドラえもんというシーンがある。私もその回は読んだことがあり妙に印象に残っていてミステリーと呼ばれるのも少し理解できた。その論理からいけばこの作品も伏線を張って回収していることからミステリーと言えるのかと思った。
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