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凍りのくじら 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2008/11/13 |
| JAN | 9784062762007 |
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凍りのくじら
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凍りのくじら
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商品レビュー
4.1
1797件のお客様レビュー
初、辻村作品。良かったです。
共感できないヒロインに不安になりながらも読了。少しファンタジーな心の温かくなるお話です。辻村作品は登場人物が他の作品とも少しずつリンクしているのでそれを見つける楽しみもあります。
yuki
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※このレビューにはネタバレを含みます
なんて必死に書いているんだろう。時を経ても、私はこれを書いていた時の私には絶対にかなわない。 辻村深月 そう帯に書かれた謳い文句に、興味を持って購入した。作家という常に新しいものを生み出し続ける人間が、昔の自分には絶対にかなわないと断言。それだけで読むに至るに十分な理由だ。 論理的で賢い思考をもつ主人公は誰とでも上手に接することができる人間だが、いつだって何処か不在な存在だ。賢いからこそ、目の前の出来事に熱中出来ない、冷めた心を持つ。しかし、ある夏の日、写真を撮らせて欲しいという不思議な少年と出会ってから彼女の世界の見方は段々と変化していく。 主人公の母の最後の告白には、心に来るものがあった。普段の態度がどれだけ素っ気なくても、ちゃんと子供のことを愛していたのだなと。そして、その愛をちゃんと感じることのできる子供に主人公が育ってくれて本当に良かった。それまで難なく日常をこなしてきた主人公が、ちゃんと泣いて悲しみを伝えられたのも凄く良かった。 葬儀の際、そこまで深く関わってこなかった友達諸君が涙を湛えて、何でもっと自分たちを頼ってくれなかったのと訴えかけるシーン。ここには主人公の優しさが詰め込まれている気がする。どれだけ冷めた感情を持っていても、人と関わってきたからこその友達たちの優しさなのだと。これからはもっと人に頼っていく生き方も知って欲しいなと思った。 そして、最後の怒涛の展開。自分の甘さから若尾が暴走。もっと前に、正直に伝えていたらこうはならなかったのかもしれない。互いに共依存していた状況から急に見放されたら、現実を生きていない人間ならそりゃそうなっても仕方ない気もする。にしても、最後らへんが物語として本当に面白かった。 この本には、当時十代だった作者が見た世界、それに対する感じ方が見事に落とし込まれている。人生の中で最も重要な時期だと言っても過言では無い、十代という時期。この頃に感じたことや経験したことは、おそらく人生の中でも特に大事なものとなるだろう。そういった、複雑で入り乱れている独特の感情を凄い上手く捉えているなあと感動した。この頃からもう辻村深月さんの語彙力は筋金入りだったのだなあと。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読書を趣味にしようと相談したところ、友人に薦められて読んだ10年ぶりの文庫本でした。 見事に大ハマリ。 SF、、ドラえもん、、?私の好み知ってるよね、友人、刺さらないよ?しかも分厚いし、と不安になりながら読み始めましたが1日で読み終わりました。 暗いけど暗すぎず、SFっていっても最後くらい?でとても読みやすかったです。 少し・不在な主人公にあまり共感できない部分が多かったが大人っぽく見せて実はまだ子供な部分があるなと、大学生ながら思いました。 この本のお陰で、本の良さに気づくことができいい趣味を見つけることができました。ありがとう
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