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街道をゆく 新装版(15) 北海道の諸道 朝日文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2008/11/07 |
| JAN | 9784022644619 |
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街道をゆく 新装版(15)
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街道をゆく 新装版(15)
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商品レビュー
3.7
15件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
北海道旅行の前に、北海道に関する背景を頭に入れておいた方が楽しめると思って読んだ。以下は印象に残ったことのメモ。 函館はとても条件のいい港。江差はニシンで栄えたが、とれなくなってしまった。ニシンは金肥として本土の木綿栽培に貢献した。寒いのに、開拓民として移住した人や屯田兵の家は本土と同じ夏向けのものだったため、多くの人が寒さで亡くなった。開陽丸は、おそらく操船の未熟さが原因で嵐のために沈んだ。江差町は町をあげて沈没した開陽丸の調査をした(引き揚げた物品の保全などに地元の中学生が関わるなど)。榎本武揚は幕末の経緯からあまり優秀ではない人と思っていたが、想像より優秀そうな人だった。松前藩のアイヌに対するやり方はひどい。 断片的ながら、北海道の歴史に触れられる。掘り下げるとおもしろそうなことが多いと感じた。
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☆☆☆ 2025年4月 ☆☆☆ 歴史作家の司馬遼太郎氏が、北海道を旅しながらその地の風土や歴史に思いを馳せる『街道をゆく』シリーズ。「北海道の諸道」では、函館、松前、江差、札幌、旭川という主に道南地域をめぐる。 本州とは異なるアイヌ民族が築き上げた文化、和人との交錯、争い。...
☆☆☆ 2025年4月 ☆☆☆ 歴史作家の司馬遼太郎氏が、北海道を旅しながらその地の風土や歴史に思いを馳せる『街道をゆく』シリーズ。「北海道の諸道」では、函館、松前、江差、札幌、旭川という主に道南地域をめぐる。 本州とは異なるアイヌ民族が築き上げた文化、和人との交錯、争い。コシャマインの乱。室町時代の松前氏の隆興。江戸時代の北前船。高田屋嘉兵衛。榎本武揚の函館政権樹立と抱懐。開陽丸の悲劇。明治時代の開拓と悲惨な屯田兵の境遇。 開陽丸は明治維新時に榎本武揚とともに北海道にやってきた軍艦だ。しかしながら不幸にも江差の沖に沈んでしまった。その開陽丸を昭和当時の江差町が引き上げにかかっている、という様子もこの本に描かれている。 地方のもつ「中央と均一化したがる意識」についても言及しており、日本は昔からそうだったんだな、と思う。 北海道で獲れた鰊(にしん)が北前船に積載され大坂に運ばれ肥料として綿の栽培を支えた、という話は江戸時代の流通経済のスケールの大きさを感じさせる。 これを読んで「ああ旅に出たい!」と思うタイプの紀行文ではないが、その土地の歴史と司馬遼太郎が旅をした時代(=昭和)に思いを馳せることができる。昭和のころはまだこんなに鉄道が機能していたんだ、と思うと令和の現在は当時からみると残念な状態だな、とか本の内容とは関係のない事まで考えてしまった。
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