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“文学少女
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“文学少女"と神に臨む作家(下) ファミ通文庫

野村美月【著】

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“文学少女

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 エンターブレイン
発売年月日 2008/08/30
JAN 9784757743717

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商品レビュー

4.3

85件のお客様レビュー

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2022/01/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

怒涛の最終編、後編 最終巻としては、とっても素敵な終わり方 時を経てそれぞれの道に進んだ姿 また訪れる出会いと、そして忘れられない想い とても明るくて未来が輝いているようなエピローグ けど…けど……ななせちゃん! この子が1番可哀想! こんなに想ってくれる子がいるのに、物事をはっきりさせず心葉君はうだうだうだうだ ななせちゃんには絶対に幸せになってもらいたい 遠子先輩は、だいぶ複雑な家庭で育ってきたのだなと 第7章での叶子おばさんとのシーン、1番好き 全てをさらけ出して真実を導き出す 真実は全てが優しいものではなかったけれど、それでもやっと家族として歩む1歩になったのかなと感じられる 闇が深い人たちばかりだし、どの物語も闇の深い内容だけど… でも、とても読んでよかった! あと、この作品の醍醐味と言えば普段読まない小説を知ることができること! 『狭き門』…とても読んでみたい

Posted by ブクログ

2019/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本編最終巻の下巻。 遠子先輩の過去に驚き、琴吹さんが可哀想で悲しくなり、卒業シーンでは別れの涙が流れました。 見習いと短編を読むぞー。

Posted by ブクログ

2018/12/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

忘れません。いつか、また、会える日まで。 とうとう終幕。今回はなんと心葉くんが、物語を読む。最初はファンタジー的に遠子先輩が消えてしまうのかと思ったけど、違いました。心葉くんの成長、もしくは決断。ラストは光にあふれている。しかし、竹田さんすごい人だ。琴吹さんはややかわいそうだけど、これは仕方なかったのか。エピローグで救われている感じだけど。 遠子先輩と櫻井叶子の物語。そこにあったのは憎しみではなく、愛。天野文陽が何を思っていたのかは、わからない。『狭き門』に託された物語は、遠子先輩が読みといていくしかない。しかし、父と同じである遠子先輩は、心葉くんの書く糧になりたかった、と言った。心葉はその心を受け取った。彼らの先にあるのが、両親たちのような悲劇でないことを願いながら、しかし、それも、読者がどう読むかなのだろうとも思う。この終わり方は、ハッピーエンドだ。私はそう読んだ。エピローグがなかったら、それでも、私はハッピーエンドだというだろう。その未来を知らなくても、私はきっと光にあふれた未来を想像するから。

Posted by ブクログ

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