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さむけ ハヤカワ文庫
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さむけ ハヤカワ文庫

ロス・マクドナルド(著者), 小笠原豊樹(訳者)

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さむけ ハヤカワ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1992/05/31
JAN 9784150705046

さむけ

¥935

商品レビュー

3.8

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みんなの感想まとめ
  • 探偵小説
  • 失踪事件
  • ハードボイルド
  • 心理描写
  • 証言収集
  • 人間の狂気
  • 洒脱な会話
  • 緊張感のある展開
  • 皮肉な結末
  • 寒気を感じる真実

探偵リュウ・アーチャーが新妻の失踪事件を追う中で、過去の事件を掘り下げていくストーリーが展開されます。ハードボイルドの雰囲気を醸し出しつつ、探偵の心情描写を抑えた洒脱な会話が魅力的で、読者を引き込む要素となっています。物語の進行に伴い、証言を集める過程が中心となるため、一部では退屈さを感じることもありますが、ラストで明らかになる狂気には思わず寒気が走ります。特に、事件の全容が最後の数ページでしっかりと描かれ、皮肉さや人間の狂気が巧みに表現されています。全体として、緊張感と驚きを持った一冊であり、タイトルの意味が深く響く作品です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2010/05/28

ロス・マクドナルドの…

ロス・マクドナルドの代表作でかつ、ハードボイルドの傑作。意外なラストは、ハードボイルドが苦手な人でも楽しめるはず。

文庫OFF

2010/05/28

アメリカ産ハードボイ…

アメリカ産ハードボイルドの頂点作。この物語はずしりと心に効きます。特に最後の1行にこめられた哀切な響きはしばらくは後遺症となるでしょう。

文庫OFF

2026/09/27

読み終わって鳥肌が立った。 ロス・マクドナルドの最高傑作。 ロス・マクドナルドファンの多くが ベストに上げる「さむけ」。 それはこれまでに積み上げてきた スタイルが結実した、 ひとつの頂点と言える。 「さむけ」 その題名通り、 まさに読み終えたとき、 ゾクッと鳥肌が立った。 ...

読み終わって鳥肌が立った。 ロス・マクドナルドの最高傑作。 ロス・マクドナルドファンの多くが ベストに上げる「さむけ」。 それはこれまでに積み上げてきた スタイルが結実した、 ひとつの頂点と言える。 「さむけ」 その題名通り、 まさに読み終えたとき、 ゾクッと鳥肌が立った。 青年アレックスが アーチャーのもとへやってきた。 新婚旅行の初日に 新妻のドリーが失踪したという。 ドリーの居所はつかめたが、 夫のもとへ帰るつもりはないという。 数日後、アーチャーは 裂けたブラウスに血まみれの両手で 狂乱するドリーに出会う。 そして、死者が出ていた。 探偵リュウ・アーチャーを 主人公とする物語は、 この「さむけ」で ひとつの頂点を迎えた。 ロス・マクドナルドは ここから絶頂期となっていく。 ダシール・ハメット、 レイモンド・チャンドラー と並び称されるハードボイルドの 3大作家と称されるが、 ロス・マクドナルドは ハードボイルドの枠を超え、 アメリカ現代文学の ひとつの潮流を作っていく。 アメリカの現代が生んだ 歪んだ家族像を リュウ・アーチャーという 鏡が映し出していく。 そして、何よりも ミステリとして ロス・マクドナルドは 稀代のトリックメーカーとなった。 それも小手先の技巧ではなく、 心理学的に家族を分析し、 歪んだ家族を物語にあらかじめ置き、 時限装置のように その家族の問題が発火する結末まで、 アーチャーを走らせ続けるのである。 問題は殺人という形で 表面化していくのであるが、 その本質は最後まで 読者に見えてこないのである。 だからこそ、 クライマックスに達したとき、 読者に衝撃が走る。 それは事件の真相への驚きとともに そうした家族のあり方への 慟哭であるかもしれない。 病んだ家族。 ロス・マクドナルド自身も 家族の問題を抱えていて、 その痛みが物語を 現代アメリカ家族の悲劇へと 向かわせている。

Posted by ブクログ

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