さむけ の商品レビュー
ロス・マクドナルドの…
ロス・マクドナルドの代表作でかつ、ハードボイルドの傑作。意外なラストは、ハードボイルドが苦手な人でも楽しめるはず。
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アメリカ産ハードボイ…
アメリカ産ハードボイルドの頂点作。この物語はずしりと心に効きます。特に最後の1行にこめられた哀切な響きはしばらくは後遺症となるでしょう。
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利己的で気の毒な男たちと、どこか箍が外れていて、やはり気の毒な女たち。登場人物が多すぎて筋を見失いかけたが、全編に孤独な人間の醸し出す哀感が満ちていて、事件が解決しても胸に重苦しさが残る。ハードボイルドを割と一緒くたに考えていたけれど、例えばエルモア・レナードの『グリッツ』とは全...
利己的で気の毒な男たちと、どこか箍が外れていて、やはり気の毒な女たち。登場人物が多すぎて筋を見失いかけたが、全編に孤独な人間の醸し出す哀感が満ちていて、事件が解決しても胸に重苦しさが残る。ハードボイルドを割と一緒くたに考えていたけれど、例えばエルモア・レナードの『グリッツ』とは全然別物だった。言ってみればサリンジャー的な、作者の人間嫌いが滲み出ているのかもしれない。人間が背負う業の深さを思い知りたい時におすすめ。
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好きな作家さんのおすすめで読んでみたがいまいち。 好きが全部一致する訳はないからこれはこれで良し。 関係性が複雑でピンとこないし、登場人物が置いてきぼりな感じ。出てきたはいいがどうなったんだろう… いつか再読したい。
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雰囲気がいい。主役である探偵の心情は描写せず、洒脱な会話と場の空気感をたっぷり演出しながら話が進んでいくその様はまさにハードボイルド。終盤で明らかとなる犯人と、犯人が行ってきた所業、その理由は、いくら何でもそこまで……という気がしなくもないけど、ミスリーディングの使い方としては気...
雰囲気がいい。主役である探偵の心情は描写せず、洒脱な会話と場の空気感をたっぷり演出しながら話が進んでいくその様はまさにハードボイルド。終盤で明らかとなる犯人と、犯人が行ってきた所業、その理由は、いくら何でもそこまで……という気がしなくもないけど、ミスリーディングの使い方としては気が利いていてハッとさせられた。刊行当時の衝撃は相当なものであっただろう。なるほど確かにタイトルはこれがしっくりくる。
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1970年代のアメリカ探偵ミステリですが、伏線とその回収とその意外さ、手を抜かない人物描写などよく出来ていて、一気読みの面白さだった。 残り全編417ページ中残り50ページのひっくり返りまくる展開の面白さは自分の中で3指に入る意外性。 全ミステリ好き大満足必至の一冊です。
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若竹七海の新刊「まぐさ桶の犬」を読むにあたって、読んでおいたほうがいいかと。 みんな嘘をついたり隠し事をしているために、真相までずいぶん回り道をしたような印象。 犯人がわかったあと、実際の居場所がわかったところで、背筋がゾゾーっと。まさに寒気。
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『米澤屋書店』にて、クロフツの『樽』と対照的だと挙げられていた作品です。 ダシール・ハメット、レイモンド・チャンドラーに次ぐハードボイルド御三家の一人だそうですが、いずれも未読なため、「これがハードボイルドか!」と新鮮に楽しめました。 最初はささいな事件かと思われたが、しだいに十年前、戦前の事件へと広がっていく――。それはさすがに関係ないんじゃないかと思って読んでいたのですが、地道にコツコツと追いかけるリュウの執念がすごい。アメリカの地理に疎いのでアレですが、移動距離と体力もすごい。 読んでいて思い浮かんだのは、宮部みゆきさんの『火車』でした。 丹念に事件を洗い、周辺人物の話を聞くことでしだいに全容が見えてくる。決して派手さはないのに気付くと始まりの地点からずいぶん遠くまで来ている、そんな地味さが好みでとっくりと読みふけりました。 ちょっとピンとこない『さむけ』というタイトルも、終盤になると冴え冴えと響きます。その嫉妬深さはもちろんのこと、およそ健全とはいえない生活を長年続けていたロイも相当に恐ろしい……。 探偵仲間であるアーニー達とのやりとりは暖かく、もっと他の作品も読んでみたくなりました。というかペリン夫人の事件とは一体??気になります。
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ハードボイルドファンというより、新本格ミステリの洗礼を受けた人にこそ読んでほしい作品だった。 どちらかというと、「さむけ」というより「おぞけ」という感じ。 でもホラーじゃないよ。
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いやー、ハード・ボイルド謎解き、面白かったです。 1976-09-30発行と昔で、個人情報ゆるゆるだなと…
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