商品レビュー
4.7
3件のお客様レビュー
テーマは、ニーチェの思想の核心である「永劫回帰」を深く掘り下げることにあります。表面的な話題からニーチェの中心思想へと巧みにつながる論述が展開されており、哲学史の中でのニーチェの位置づけや形而上学の破壊者としての側面をスマートに解説しています。特に、本書は「永劫回帰」という重要なテーマに焦点を当て、他の入門書では得られない深い理解を提供してくれます。道徳やルサンチマンといった他のテーマに流れがちな中で、正面から「永劫回帰」を解きほぐす姿勢が際立っており、ツァラトゥストラの第四部に関する解説も貴重です。ニーチェを読み込んでいる人にとっても、新たな視点を与えてくれる一冊となっています。
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「ニーチェの始まり」とか「耳をめぐる攻防」だとか、一見周辺的な話題を取り上げているようで、実はニーチェの中心思想につながるような話題につながっていく本。もちろん単なる人生論的な取り上げ方ではありません(ああいう、ニーチェの対極にあるような本が、ニーチェの名前を冠して出されているの...
「ニーチェの始まり」とか「耳をめぐる攻防」だとか、一見周辺的な話題を取り上げているようで、実はニーチェの中心思想につながるような話題につながっていく本。もちろん単なる人生論的な取り上げ方ではありません(ああいう、ニーチェの対極にあるような本が、ニーチェの名前を冠して出されているのが本当にいやです)。さりとて、哲学史のなかでのニーチェの位置づけ、形而上学の破壊者等のような論じ方ではない、とてもスマートな論述だと思いました。ニーチェって、こういう論じ方も自然にできちゃうから、ほんと奥が深いと思います。私は、ニーチェだけを読んでいても、この本で論じられているところまで深く読むことはできません。すごく勉強になりました。【2025年2月9日読了】
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「永劫回帰(永遠回帰)」というニーチェの思想については、ニーチェの最重要な思想と言われる割には意外とそこに焦点をあてて解説してくれる入門書が見当たらない。(「道徳」とか「ルサンチマン」とかに焦点を当てたものはあるが、それは”最重要”ではない、と思う)この本はその貴重な一冊。”「道...
「永劫回帰(永遠回帰)」というニーチェの思想については、ニーチェの最重要な思想と言われる割には意外とそこに焦点をあてて解説してくれる入門書が見当たらない。(「道徳」とか「ルサンチマン」とかに焦点を当てたものはあるが、それは”最重要”ではない、と思う)この本はその貴重な一冊。”「道徳」の転倒”などといった”皮肉”や”刺激的”な題材に流れるのではなく、「永劫回帰」をきちんと正面から取り上げて、解きほぐしている。ツァラトゥストラの第四部の位置付けについての解説も重要かつ貴重。
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[ 内容 ] 神話、国家、経済、宗教、そして対称性人類学へ。 「圧倒的な非対称」が支配する世界の根源を問う冒険、ここに堂々完結。 抑圧された無意識の「自然」は甦るのか? 「対称性の論理」が切り開く新たな世界とは? 野生の思考としての仏教を媒介に、来るべき形而上学革命への展望を示す...
[ 内容 ] 神話、国家、経済、宗教、そして対称性人類学へ。 「圧倒的な非対称」が支配する世界の根源を問う冒険、ここに堂々完結。 抑圧された無意識の「自然」は甦るのか? 「対称性の論理」が切り開く新たな世界とは? 野生の思考としての仏教を媒介に、来るべき形而上学革命への展望を示す。 [ 目次 ] 序章 対称性の方へ 第1章 夢と神話と分裂症 第2章 はじめに無意識ありき 第3章 “一”の魔力 第4章 隠された知恵の系譜 第5章 完成された無意識―仏教(1) 第6章 原初的抑圧の彼方へ―仏教(2) 第7章 ホモサピエンスの幸福 第8章 よみがえる普遍経済学 終章 形而上学革命への道案内 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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