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生きながら火に焼かれて ヴィレッジブックス
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ヴィレッジブックス |
| 発売年月日 | 2008/01/17 |
| JAN | 9784863328181 |

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生きながら火に焼かれて
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商品レビュー
4
25件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本当は、読みたくはなかったんだよ。 20年くらい前にベストセラーになった本書。 中居くんが「読んでいるとすごくつらいけど、知っておかなくちゃだめだと思って。こういう本も読まないとだめだと思って読んでる」と言っていたので、意を決して読みたい本リストに載せて20年。 ようやく読みました。 未だに女性の地位が低い国は、私が思っているよりもたくさんある。 時折、家族に殺されたり嫁ぎ先の家庭で殺されたりする女性のニュースを聞くことがある。 中東だったり、インドだったり、アフリカだったり。 この本の語り手であるスアドは、女性が男性と話をするだけでも、父親からせっかんを受けるような国(地域)で、初恋の男性との子どもを身ごもってしまい、家族に殺されかける。 洗濯をしている時、灯油か何かを頭からかけられて、火をつけられたのだ。 これは「名誉の殺人」と言い、家族に恥をかかせた娘を殺さないと、家族が村八分にされてしまうのだ 女の子は学校に行かせてもらうことはなく、朝から晩まで家事や家畜の世話、畑仕事などにこき使われる。 父親は「娘なんてものは、家畜ほどにも役に立たない」と、常日頃からぶったり蹴ったりの乱暴を働く。 結婚前の少女は、一人で外を歩くことも許されず、結婚をすると父から夫に隷属先が変わるだけ。 それが女の一生なのだ。 スアドはそれが当たり前と思って、それ以外の人生があるとは思いもしないで生きてきたが、偶然殺されかけたところを助けられ、九死に一生を得た。 福祉団体の力によって、ヨーロッパに脱出し、今は結婚して二人の娘にも恵まれているが、それでも体中の火傷と火に対する恐怖は一生残り、今でも正体と居場所がわかると家族が殺しに来るかもしれないのである。 なんというか、とにかくすべてが想像以上におぞましい。 妊娠を告げたとき、初恋の男は姿を消してしまい、絶望にかられたスアド。 全身の火傷を負いながら、入院した病院でも手当てをされることもなく衰弱していくスアド。 衰弱し、朦朧としたなかで、7ヶ月の男の子を早産するが、病院の人にすぐに連れ去られてしまう。 息子マルアンとは、ともにヨーロッパに行ったものの、彼女が育てられるわけもなく、別々の人生を送ることになるが、その後再開して、スアドの新しい家族とも同居することになる。 めでたしめでたしで、よかったね。 とは言えないくらいの壮絶な人生を送った彼女に、かける言葉が見つからない。 だが、何事もなく故国で暮らすことができていたら、一切の人としての尊厳を奪われた人生を送らなければならなかったわけだ。 そんな女性たちをなくすために、スアドが声をあげたのが20年前。 それでも今も、家族に殺されていく女性のニュースを耳にすることはある。 悔しい。
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名誉の殺人の数少ない被害者本人の証言を元に語られるストーリーは凄まじいものでした。 女性だけに限らず、誰にも読んで見てほしい作品です。
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内容(「BOOK」データベースより) 一九七〇年代後半、中東シスヨルダンの小さな村で、ある少女が生きながら火あぶりにされた…恋をして、性交渉を持ったために。重度の火傷を負いながら奇跡的に生き延びた彼女は、本名を明かすことも素顔をさらすこともないまま、この知られざる事実を証言するこ...
内容(「BOOK」データベースより) 一九七〇年代後半、中東シスヨルダンの小さな村で、ある少女が生きながら火あぶりにされた…恋をして、性交渉を持ったために。重度の火傷を負いながら奇跡的に生き延びた彼女は、本名を明かすことも素顔をさらすこともないまま、この知られざる事実を証言することを決意した。残された命のすべてを賭けて。―これは、遠い過去の話でも、フィクションでもない。今なお虐待と死の危険にさらされている女性たちの、衝撃のノンフィクション!文庫化にあたり、書き下ろし特別原稿「日本の読者のみなさんへ」収録。 女性の権利や地位が向上して、今や男以上にパワフルに活動している女性が無数にいます。所があり得ない位に女性の地位が低く、勉強などもってのほか、自分の考えを持つなど考えもよらず、家長の意に染まないと殺されたりする世界もまた現存します。 この本を書いた女性の境遇もまたあまりにも惨いものでした。現在もイスラム国の問題の中で女性への性奴隷としての扱いという言語道断な話もあります。根本的な女性への尊敬を育てていくのはこれからの国際的な命題ではないかと思います。
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