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郵便屋さんの話
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郵便屋さんの話

カレル・チャペック(著者), 関沢明子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フェリシモ
発売年月日 2008/03/01
JAN 9784894324251

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商品レビュー

3.8

18件のお客様レビュー

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2025/09/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分の仕事にやる気を失くしていた郵便屋さん。 繰り返し平凡な同じ作業だったり、働く意味を見い出せなかったり、誰の役にも立ってないと感じたりと、職業について悩むことは多くの人が理解できるよねぇ…。 そんな郵便屋さんが、宛先も差出人も分からない手紙を、1年も歩き回って届ける。 手紙の中身が分かる小人達に出会って、わずかな手がかりを頼りに。 差出人にとっても受取人にとっても、将来を決めるような重要な手紙をなんとしても届けることは、郵便屋さんのやる気スイッチを押したわけ。 一つきになったのは、小人達が郵便局の手紙でトランプをする際、中身が分かる能力で手紙にランクをつけること。それぞれの手紙の大切度は、書いた人ともらった人だけのものだと思う。

Posted by ブクログ

2022/03/19

頭が働かなくて、ボヤボヤしていて何も考えたくないときに、物語の世界に入りたいときに、お薬のように常備しておきたい本だと思う。 訳も秀逸で、郵便局員のコルババさんが運転手のフランチークを見つけ、うれしそうに「きみがあの、切手もはらず宛名も書かず、手紙をポストにほうりこんだ、ばかでま...

頭が働かなくて、ボヤボヤしていて何も考えたくないときに、物語の世界に入りたいときに、お薬のように常備しておきたい本だと思う。 訳も秀逸で、郵便局員のコルババさんが運転手のフランチークを見つけ、うれしそうに「きみがあの、切手もはらず宛名も書かず、手紙をポストにほうりこんだ、ばかでまぬけであほなやつ、へたくそ、ぶきよう、うすのろで、どじでへまで‥(省略)お目にかかれて光栄だよ!」と叫んだセリフ、子供に読み聞かせたら嬉しいんじゃないかな。 本書の著者、カレルチャペックのように、本気の子どものための物語で、かわいい絵と共に楽むことができる本が、喫茶店の雰囲気にあっていたらうきうきしそう。

Posted by ブクログ

2021/02/18

2021.01.22 手紙の中身で数字を決め(どうでもいい内容の手紙は弱く愛がこもっていたり大切な手紙は強い)カードゲームに興じているだけでほっこりしてしまう。かわいい。郵便局の小人たち ファンタジーと温もりがあってよかった

Posted by ブクログ