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やさしいダンテ「神曲」
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やさしいダンテ「神曲」

阿刀田高【著】

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やさしいダンテ「神曲」

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2008/01/31
JAN 9784048839860

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商品レビュー

3.6

17件のお客様レビュー

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2025/02/26

「やさしいダンテ<神曲>」阿刀田高著、角川書店、2008.01.31 298p ¥1,680 C0095 (2025.02.19読了)(2025.02.14借入) この本は、ダンテの『神曲』の解説書的な物です。 全訳版を読めばいいのでしょうけど、どうしても楽に内容をつかめたら、と...

「やさしいダンテ<神曲>」阿刀田高著、角川書店、2008.01.31 298p ¥1,680 C0095 (2025.02.19読了)(2025.02.14借入) この本は、ダンテの『神曲』の解説書的な物です。 全訳版を読めばいいのでしょうけど、どうしても楽に内容をつかめたら、と思って安易な方に走ります。漫画版を読んで、縮約版を読んで、挿絵が主役なものを読んで、この本で4冊目になります。ここで終わりにします。 第一話は、ダンテについて。第二話から第六話が地獄篇。第七話から第九話が煉獄篇。第十話から最終話が天国篇です。原作では、それぞれ同じぐらいの長さのようなのですが、解説や縮約版では、どうしても地獄篇が長くなってしまうようです。 ●ロダンの地獄の門(35頁) 国立西洋美術館にあるロダンの地獄の門は、ダンテの『神曲』地獄篇をテーマとして造ったことは確かである。 ●ウェルギリウス(36頁) ローマ最大の詩人ウェルギリウスは、ホメロスに倣って叙事詩<アエネーイス>を綴った。これはトロイアの武将アエネアスが漂流してローマの祖となった、というストーリーである。 【目次】 第一話 崇高な片思い 第二話 地獄の門を抜けて 第三話 ギリシャ神話を交えて 第四話 亡者がウジャウジャ 第五話 予言のからくり 第六話 三人の極悪人 第七話 煉獄の丘を越えて 第八話 愛と自由な意思 第九話 ベアトリーチェの怒り 第十話 魂は輪になって踊る 第十一話 神学の見た宇宙 最終話 薔薇の円形劇場へ ☆関連図書(既読) 「まんがで読破 神曲」ダンテ原作・バラエティ・アートワークス漫画化、イースト・プレス、2008.10.10 「神曲物語」ダンテ著・野上素一訳著、現代教養文庫、1968.02.28 「神曲」ダンテ著・ギュスターヴ・ドレ画・谷口江里也訳、JICC出版局、1989.03.25 「ギリシャ神話」山室靜著、現代教養文庫、1963.07.30 「旧約聖書 創世記」関根正雄訳、岩波文庫、1956.05.06 「旧約聖書 出エジプト記」関根正雄訳、岩波文庫、1969.01.16 「旧約聖書 ヨブ記」関根正雄訳、岩波文庫、1971.06.16 「新約聖書福音書」塚本虎二訳、岩波文庫、1963.09.16 「使徒のはたらき―新約聖書」塚本虎二訳、岩波文庫、1977.12.16 「新約聖書を知っていますか」阿刀田高著、新潮文庫、1996.12.01 「楽しい古事記」阿刀田高著、角川文庫、2003.06.25 「コーランを知っていますか」阿刀田高著、新潮文庫、2006.01.01 (「BOOK」データベースより) 腐った役人、裏切り者のお金持ち、嘘つきの宗教者。まことに「悪」は根が深い。みんなそろって地獄堕ち。ダ・ヴィンチもミケランジェロも、読んだ、学んだ、考えた。迷える時代を変えた700年前の一冊が、暴走する現代に甦る。

Posted by ブクログ

2024/06/07

新曲、!神曲について、やさしく書かれた内容。 神曲って何?という私にはピッタリ。 ダンテが、ラテン語ではなくイタリア語で書くことにより、イタリア語の地位があがった!というのは面白かった!

Posted by ブクログ

2022/03/08

阿刀田高先生の古典解説シリーズ。読みにくい「神曲」のストーリー全容をわかりやすいダイジェストでつかめる。 キリスト教を背景にした「神曲」は聖書に通じていないとさっぱりわからないし、さらにギリシャ神話や西洋史などの知識も要求されるため、通読の難易度が高い書物だと思う。自分も地獄篇ま...

阿刀田高先生の古典解説シリーズ。読みにくい「神曲」のストーリー全容をわかりやすいダイジェストでつかめる。 キリスト教を背景にした「神曲」は聖書に通じていないとさっぱりわからないし、さらにギリシャ神話や西洋史などの知識も要求されるため、通読の難易度が高い書物だと思う。自分も地獄篇までは頑張ったことがあるが、以降は何度か挫折している。阿刀田高先生の古典解説ものは軽妙な文章で読みやすく、本編の全体像を把握しながら周辺の知識を仕入れることができるのでありがたい。 再び原典に挑戦する勇気をくれた一冊。

Posted by ブクログ