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ラカンはこう読め!
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 紀伊國屋書店 |
発売年月日 | 2008/02/06 |
JAN | 9784314010368 |
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商品レビュー
3.9
15件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
現代における代表的なラカン派哲学者の一人であるズラヴォイ・ジジェクによるラカン解説本。ラカンの解説本という名を冠しているものの、見たところ本書の読者対象は精神分析を学ぼうと志し、カウンセラーを目指している学生に向けられたものとは言い難い。むしろ、哲学・社会学・人類学などポストモダン現代思想に深く関わる領域を学ぶ者たちに勧められるべきであると言えるだろう。 実際、ジジェクは序論の章末において「歴史的・理論的コンテクストを通してラカンを説明するのではなく、ラカン自身を使ってわれわれの社会とリビドーの現状を説明する。」と説明している。つまり、精神分析医としてのラカンもしくは精神分析理論を構築した理論家してのラカンではなく、近代(ひいては古代ギリシャ)から現代まで続く大きな哲学潮流の変化とその変遷の中にラカンという人物を位置付け、その上で現代においてラカンがどのような効力と重要性を持つのかを考察している本であると言える。 簡単に言えば、「現代においてラカンはどの角度から読まれるべきか?」という問いに対し「ラカンはこう読め!」というジジェクなりの一つの回答を提示した内容となっている。 よって本書はある意味で極めて哲学的な内容となっている。そのことから、精神分析医(および理論家)としてのラカン解説を求めるのであれば、斉藤「生き延びる為のラカン」、片岡「疾風怒濤精神分析入門」などを参照されたい。
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異様に読みやすくてほんとうにそんなことだったのかと不安になってしまうぐらいだった、見せかけの話とか死んだ子どもが語りかける夢の話とかはいまいちよくわかってなかったので助かった、ちょうど一年前になんとなく積ん読の『夢判断』に手を出して、そこからなんだかんだと精神分析に浸かってきたわ...
異様に読みやすくてほんとうにそんなことだったのかと不安になってしまうぐらいだった、見せかけの話とか死んだ子どもが語りかける夢の話とかはいまいちよくわかってなかったので助かった、ちょうど一年前になんとなく積ん読の『夢判断』に手を出して、そこからなんだかんだと精神分析に浸かってきたわけだけれど、一旦これで終わりにしたいとおもう、もちろん今後も折に触れていろいろ読むだろうけど
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ラカン入門書というより、ジジェク論という感じ。サバサバと言い切っていくスタイルは痛快だけど、ラカン入門には不適切。
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