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対岸の彼女 文春文庫
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対岸の彼女 文春文庫

角田光代(著者)

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対岸の彼女 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2007/10/09
JAN 9784167672058

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対岸の彼女

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商品レビュー

3.8

1380件のお客様レビュー

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2026/09/22

角田光代さんは女性の「あるある」を描かせたら右に出る者がいない作家だと思う。 本作の、群れなければ生きられない思春期女子の心理描写も見事だが、どのグループにも属さず、かといって孤立もしない、息苦しいはずの学生生活を1人自由に軽やかに過ごしている女子の存在を物語の中心に持ってくる...

角田光代さんは女性の「あるある」を描かせたら右に出る者がいない作家だと思う。 本作の、群れなければ生きられない思春期女子の心理描写も見事だが、どのグループにも属さず、かといって孤立もしない、息苦しいはずの学生生活を1人自由に軽やかに過ごしている女子の存在を物語の中心に持ってくるあたり、普通の青春群像劇とは一線を画している。 確かに実際こういう女子は学年に1人2人、いた。 群れは煩わしいが独りは怖い。だから新学期のたびにクラスから数人の仲間を探し出し行動を共にすることに必死だった私は、主人公の小夜子や学生時代の葵同様、ナナコのような女子に憧れ、臆病な自分をひどく惨めに感じたものだ。 彼女たちは本当に独りが怖くないのか?群れることは女の宿命であり、半ば本能であるはずなのに…本作ではそんな自由な女性たちの裏側にある真実を描いている。ナナコは学校の外にあるより暗く重い現実に苦しめられており、葵はそのナナコの面影を大人になっても追い続けている。彼女たちも孤独を恐れ、自分を真から理解してくれる誰かを求めていたのだ。 高校時代、休み時間に涼しい顔で1人文庫本を読んでいた、スマートで大人なあの子も実は何かを抱えていたのかも…と、考えさせられる一冊だった。 ただ実際は、何か打ち込むものがあったり外にコミュニティーを持ってたりして、本当にストレスなく独りを楽しんでる子もいたと思うんだけどね…そう思いたい

Posted by ブクログ

2026/09/21

え、終わり?というのが正直な感想。 森絵都さんの解説を持ってこの本の全体像が掴めた。 自分の解像度が低いだけで作家さんたちからしたら名作なのだろうと思った。 他の方もおっしゃっていたように多分今が読むべきタイミングじゃないだけでいつか読むべきタイミングが来る気がする。

Posted by ブクログ

2026/09/18

第132回直木賞受賞作。2005年本屋大賞6位。本著者は初読みです。 20年以上前の作品ですが、女性の多様な生き方を問う作品で更に多様になった現在でも共感できる内容。 物語は、子育てに悩むネガティブな小夜子と独身でポジティブな女性社長の葵の対称的な関係と、学生時代の葵の物語と...

第132回直木賞受賞作。2005年本屋大賞6位。本著者は初読みです。 20年以上前の作品ですが、女性の多様な生き方を問う作品で更に多様になった現在でも共感できる内容。 物語は、子育てに悩むネガティブな小夜子と独身でポジティブな女性社長の葵の対称的な関係と、学生時代の葵の物語とが交互に描かれる。 現在と学生時代の葵が別人過ぎて、過去の葵と小夜子を重ねて戸惑いながらの不思議な読書体験でした。 途中、モラハラ夫として出てくる修二に対する小夜子の心の叫びがグサグサッと刺さりまくる。でも、自分なんかより、全然ちゃんとしてるぞ修二。と思うとなんだか自己嫌悪に‥ 人は何故人と出会うのか、何故前に進むのか、自分はどう年齢を重ねて行きたいのか考えされられました。 読後のなんとも言い表せない感情‥これぞ読書な作品。

Posted by ブクログ

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