1,800円以上の注文で送料無料

対岸の彼女 文春文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-01-02

対岸の彼女 文春文庫

角田光代(著者)

追加する に追加する

対岸の彼女 文春文庫

定価 ¥792

330 定価より462円(58%)おトク

獲得ポイント3P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗受取なら1点でも送料無料!

店着予定:12/14(日)~12/19(金)

店舗到着予定:12/14(日)~12/19(金)

店舗受取目安:12/14(日)~12/19(金)

店舗到着予定

12/14(日)~12/19

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

12/14(日)~12/19(金)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2007/10/09
JAN 9784167672058

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

12/14(日)~12/19(金)

対岸の彼女

¥330

商品レビュー

3.8

1202件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

そういえば学生時代、どこにも行けない不安や焦燥感を抱いていたことを思い出して胸がぎゅっとなった。どうしたいか聞かれても答えがない時期ってあるよね。 普段言葉数の少ない葵の父が葵とナナコを乗せてタクシーで市内を走り回るシーンで泣いてしまった。その優しさが温かくて苦しくて。書きながらまた泣けてくる、笑 時が経ち、持つ者と持たざる者の間に川が流れている。相手の立場に立って考えようなんて言うけど、私は無理だと思ってる。でも、相手を知ろうとすることや歩み寄ることはできる。近付いて傷ついて裏切って裏切られて何度も嫌になるけど、人と出会うことはやめられない。 人を生かすのは人なんだ、やっぱり。 私もまた進んでみようかなと思えて嬉しかった。

Posted by ブクログ

2025/11/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

共学の公立小・中学校で、私立女子高で、葵と同じようなシーンを何度も経験したし、見たのを思い出した。 小学生のときはいじめだったのかもよくわからないけど、体格のいいジャイアンみたいな女の子がいつもリーダーで、みんなを引き連れて歩いてて あんまりもう覚えてないけど、一緒に歩いて遊んでいた時期もあれば、1人で図書館でもくもくと本を読んでいた時期も思い出せるから、うまくいかなかったんだと思う。 高校生のときは県内ではお嬢様高校といわれるところで、中でも真面目かつお金を教育にかけられる家の女の子が集まるコースだったから、いじめというのはなかったけど やはり誰かがはぶいたり、はぶられたりしていて、それを傍観しながら、わたしは大丈夫と安堵して3年間を過ごした気がする。 葵とナナコにはもう一度再会してほしかった。ナナコのその後が知りたい。でも、小夜子の言うとおり、もう道を違えた大事な人を、ナナコはある種そのままに閉じ込めたかったのかなあ。 飛び降りた理由はわたしには理解できないけど、どこか遠くに行きたい、そしたら何かが変わるかもと漠然と思ってた気持ちはわかる。 30代になって毎日同じ家から同じ時間に同じ職場に行き同じ人と同じ仕事をしている今はそう思わなくなったのは、大人になって 毎日のルーティンが逆に安心するからかも。 今は毎日が自分のお気に入りで埋まっていく日常が楽しいし幸せに感じる。 だから今は娘を心配して過保護になりつつ自分の人生のこともまだ考えてしまうお母さんの気持ちも、それを見かねた?助け舟を出した?お父さんの気持ちも分かる気がした。

Posted by ブクログ

2025/11/21

人間関係についてリアルに描かれており、所々読むのが辛くなる場面もあった。 なぜ歳を重ねるのかという問い、刺さりました。

Posted by ブクログ