商品レビュー
3.8
217件のお客様レビュー
大藪春彦賞を受賞したり、人気俳優で映画化されるなど当時話題を集めた本作。ページを進ませる臨場感ある筆致は、出版から20年近く経っても読者を惹きつけますね。
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以前から読みたいと思っていて、図書館で借りました。 少年誘拐事件で失態して上司に左遷された主人公巻島が数年後に当時の上司から連続少年殺害事件の責任者を命じられ、テレビニュース番組を使って前代未聞の劇場型捜査を開始する。 ここまではワクワク感があり後半の展開が楽しみになってきた。 ...
以前から読みたいと思っていて、図書館で借りました。 少年誘拐事件で失態して上司に左遷された主人公巻島が数年後に当時の上司から連続少年殺害事件の責任者を命じられ、テレビニュース番組を使って前代未聞の劇場型捜査を開始する。 ここまではワクワク感があり後半の展開が楽しみになってきた。 年下の上司の恋愛に絡めたくだりが現代のストーカーに近くてうざい感がした。
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6年前の誘拐事件の捜査でミスを犯し全責任を負わされた神奈川県警の巻島史彦警視。記者会見でも失態を演じて足柄署の特別捜査官に左遷される。特命係のようなポジションだ。そして6年後川崎で起きる連続児童殺害事件。行き詰まる捜査を打開すべくテレビニュースに警察が出演して市民に情報提供を呼び...
6年前の誘拐事件の捜査でミスを犯し全責任を負わされた神奈川県警の巻島史彦警視。記者会見でも失態を演じて足柄署の特別捜査官に左遷される。特命係のようなポジションだ。そして6年後川崎で起きる連続児童殺害事件。行き詰まる捜査を打開すべくテレビニュースに警察が出演して市民に情報提供を呼びかけながら犯人と対峙する荒技に踏みきることとなった。そしてその大役に巻島が指名された。 まだ上巻ですからね。この6年前の誘拐事件の様子。メンツを守りミスを部下個人に押し付ける警察組織、警察を挑発し被害者家族との分断を煽り話題作りをするマスコミ、感情抑制できない被害者家族…。胸糞悪い描写である。作者としては読者に後半スカッとさせるためには主役以外は悪者として描く。そして主役を徹底して不条理なほど虐める。なんとも納得いかないのだが、ウケるエンタメ小説の書き方である。 そして6年が経って巻島が戻ってくる。左遷された足柄署で高い検挙率を誇る。警官らしからぬ長髪、以前とは違う冷静でふてぶてしい印象。組織を、マスコミを、そして犯人をやっつけてくれそうな頼もしい雰囲気になって帰って来た!この巻島を映画ではトヨエツが演じたのか!しかし6年前にミスを背負わせた上司で劇場型捜査を発案し巻島を指名した曽根本部長。そしてその甥で今回の捜査で巻島の直属上司となるキャリア組の植草課長。まだ若いゆえに植草が甘ちゃんで余計なことしそうな匂いぷんぷん。まるで絵に描いたようなキャストだ。 そして最初のニュース放送が始まる。ここで上巻は終わる。下巻はグルングルン進むんだろうな。
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