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犯人に告ぐ(上) の商品レビュー

3.8

215件のお客様レビュー

  1. 5つ

    42

  2. 4つ

    90

  3. 3つ

    71

  4. 2つ

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2026/02/10

6年前の誘拐事件の捜査でミスを犯し全責任を負わされた神奈川県警の巻島史彦警視。記者会見でも失態を演じて足柄署の特別捜査官に左遷される。特命係のようなポジションだ。そして6年後川崎で起きる連続児童殺害事件。行き詰まる捜査を打開すべくテレビニュースに警察が出演して市民に情報提供を呼び...

6年前の誘拐事件の捜査でミスを犯し全責任を負わされた神奈川県警の巻島史彦警視。記者会見でも失態を演じて足柄署の特別捜査官に左遷される。特命係のようなポジションだ。そして6年後川崎で起きる連続児童殺害事件。行き詰まる捜査を打開すべくテレビニュースに警察が出演して市民に情報提供を呼びかけながら犯人と対峙する荒技に踏みきることとなった。そしてその大役に巻島が指名された。  まだ上巻ですからね。この6年前の誘拐事件の様子。メンツを守りミスを部下個人に押し付ける警察組織、警察を挑発し被害者家族との分断を煽り話題作りをするマスコミ、感情抑制できない被害者家族…。胸糞悪い描写である。作者としては読者に後半スカッとさせるためには主役以外は悪者として描く。そして主役を徹底して不条理なほど虐める。なんとも納得いかないのだが、ウケるエンタメ小説の書き方である。 そして6年が経って巻島が戻ってくる。左遷された足柄署で高い検挙率を誇る。警官らしからぬ長髪、以前とは違う冷静でふてぶてしい印象。組織を、マスコミを、そして犯人をやっつけてくれそうな頼もしい雰囲気になって帰って来た!この巻島を映画ではトヨエツが演じたのか!しかし6年前にミスを背負わせた上司で劇場型捜査を発案し巻島を指名した曽根本部長。そしてその甥で今回の捜査で巻島の直属上司となるキャリア組の植草課長。まだ若いゆえに植草が甘ちゃんで余計なことしそうな匂いぷんぷん。まるで絵に描いたようなキャストだ。 そして最初のニュース放送が始まる。ここで上巻は終わる。下巻はグルングルン進むんだろうな。

Posted byブクログ

2026/01/01

過去に忘れられないミスを犯した巻島史彦。 それから6年後、なかなか解決の糸口が見えない連続殺人事件の責任者として白羽の矢が立つ。マスコミを利用しながらうまく犯人を誘き寄せられるか… 年末の隙間時間に読むにはちょうど良かった。

Posted byブクログ

2025/11/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

巻島史彦 神奈川県警の警視。ワシと出会ったその年、県警本部捜査一課の特殊犯係に戻ってきていた。四十五歳にして警視に昇進し、港北署の次長として主に掲示部門の統括管理的な職務経験を積んだ上で古巣に復帰。若手時代から刑事に見えない刑事。→神奈川県警足柄署特別捜査官。→神奈川県警刑事総務課付特別捜査官。川崎男児連続殺人事件「バッドマン」の担当。 ワシ 健児少年の誘拐犯。幼児誘拐及び殺害と死体遺棄。 いずみ 巻島の娘。 園子 巻島の妻。 本田明宏 神奈川県警本部捜査一課特殊犯係係長。→神奈川県警刑事特別捜査隊隊長。「ワシ」事件当時の巻島部下であり、「バッドマン」事件においても信頼している数少ない部下の一人。 桜川志津雄 町田にあるイッパツヤというディスカウントショップの社長。孫が誘拐された。 藤原 捜査一課長。 曾根要介 神奈川県警刑事部長。東大法学部卒のキャリア組。三十代の頃は兵庫県警で捜査四課長を務め、広域暴力団の抗争の鎮静化に成功。あの事件後、北海道警察に転任。→神奈川県警本部長。警視監。 桜川健児 誘拐された少年。 家森 県警本部の刑事総務課長。 桜川麻美 健児の母。 三船 警視庁の課長。 森下 警視庁の部長。 秋本 特殊犯係の係長。 後藤 警視庁の管理官。 小坂井 新宿署長。元捜査一課。 桜川夕起也 健児の父。 若宮 理事官。 村瀬次文 特殊犯係の中堅捜査員。 長谷川 参事官。先々代の捜査一課長。 川野丈弘 いずみの夫。虎ノ門の石油会社に勤めている。 大日新聞の記者 新都新聞の記者 早津名奈 ミヤコテレビ「ニュースナイトアイズ」の女性アナウンサー。一連の事件の犯人を『最低の人間』と感情的に言い捨てたため、名奈の子供を狙うような声明文を送りつけられる。ショックから番組を休養した。 バッドマン 川崎男児連続殺人事件の犯人と見られる。 小川かつお 神奈川県警の平刑事。巡査長。チョンボ小川。ナンパを誘拐犯の接触と誤認し、ワシを取り逃がした。当時、港北署の刑事課に配属されて二年目。マイペース型と言われながらも生まれ持ったツキがある。 戸部 捜査一課の巡査部長。 岩本 神奈川県警刑事部長。 植草壮一郎 神奈川県警刑事総務課長。市ヶ谷大学法学出のキャキア組。曾根の甥。大学時代に片思いだった未央子に執着している。 斉藤剛 川崎男児連続殺人事件の一件目の被害者。五歳。 桐生翔太 川崎男児連続殺人事件の二件目の被害者。六歳。 黒崎道彦 川崎男児連続殺人事件の三件目の被害者。七歳。 小向音樹 川崎男児連続殺人事件の四件目の被害者。六歳。 座間 「ニュースナイトアイズ」のプロデューサー。 児玉 一連の川崎事件のニュースを担当しているデスク。 韮沢五郎 「ニュースナイトアイズ」を十年以上の長寿番組に育て上げたキャスター。 迫田和範 元大阪府警捜査一課長。「浪速のコロンボ」といわれた名物刑事。十年ほど前に引退し、現在はニュースやワイドショーなどのコメンテーターや公園活動などを行っている。 杉村未央子 第一テレビ「ニュースライブ」のアナウンサー。植草の大学時代の同級生。 井筒孝典 「ニュースライブ」のメインキャスター。 一平 いずみの息子。 津田良仁 神奈川県警足柄署盗犯一係主任。巡査部長。通称「津田長」。足柄署に飛ばされた巻島をそれとなく諭し、精神的に支える。特別捜査官となった巻島の求めに応じ、県警本部へ行く。 富岡 津田が新米で川崎の交番勤めをしていた頃、津田の上司だった昔気質の警察官を刺し殺した。服役中に自分の女に宛てた手紙にも反省の色はなく、仮出所して間もなくその女を殺した。 斉藤明臣 斉藤剛の祖父。 徹子 斉藤剛の祖母。 達夫 斉藤剛の父。 恭香 斉藤剛の母。 桐生真砂子 桐生翔太の母。 藤吉稔 捜査一課の管理官。 中畑忠司 捜査一課係長。

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2025/11/15

警察内部での手柄の取り合い、揚げ足取りをしようとするマスコミとの会見の激しさ、現場の緊張感が伝わってきてあっという間に上巻読了。植草課長が何かやらかさないか何となく不安…。劇場型捜査で巻島は犯人を逮捕できるのか。下巻へ。

Posted byブクログ

2025/08/21

警察が主人公のサスペンスです。 警察内部のゴタゴタはほどほどで、犯人との駆け引きが手に汗握りました。 スカッとした読了感はありませんが、とてもリアリティーのある物語でした。

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2025/07/09

連続児童殺人事件の報道番組を利用しした劇場型捜査のお話 詳細な感想は下巻でまとめて 以下、公式のあらすじ ---------------------- 闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュース...

連続児童殺人事件の報道番組を利用しした劇場型捜査のお話 詳細な感想は下巻でまとめて 以下、公式のあらすじ ---------------------- 闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だった―史上初の劇場型捜査が幕を開ける。第7回大藪春彦賞を受賞し、「週刊文春ミステリーベストテン」第1位に輝くなど、2004年のミステリーシーンを席巻した警察小説の傑作。 ----------------------

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2025/03/03

児童連続殺人事件。 一向に素性を見せない犯人。 警察はメディアの力を使った劇場型捜査に踏み切る。 被害者家族からすれば、 子供が帰ってくれば 犯人を捕まえてくれれば それが誰であろうとどうだっていい。 しかし、警察にとって世間の注目を一挙に集めるこの事件は手柄だ。 どこの誰が...

児童連続殺人事件。 一向に素性を見せない犯人。 警察はメディアの力を使った劇場型捜査に踏み切る。 被害者家族からすれば、 子供が帰ってくれば 犯人を捕まえてくれれば それが誰であろうとどうだっていい。 しかし、警察にとって世間の注目を一挙に集めるこの事件は手柄だ。 どこの誰が指揮を務め、会見をし、犯人を捕まえるか。 人々の目にどう映り、如何に心象をよくするか。 結局はそれが大事なのだ。 下手に被害者や被害者家族に感情移入しない事が適切な判断に繋がるのだとしても、淡白だと感じた。 警察内部事情なんて全く知らない被害者家族からしたら、苛立つのも無理はない。 リアルな事件もこうなのかな…

Posted byブクログ

2024/08/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

刑事系の小説は初めてなので、新鮮で面白かった。 娘が緊急事態の中であの記者会見はあまりにタイミングが悪かったな。 メディアの恐ろしさを痛感したし、 視聴者側の視点がいかに極端で残酷なのかを思い知らされた。 今のところ犯人の影は一切見えていない。 こっからどうなっていくのか気になる。

Posted byブクログ

2024/03/11

誘拐犯とのやり取りの小説と思っていると、誘拐犯らしき容疑者を取り逃すなどあっさりと失敗し、しかも誘拐された少年は殺されてしまうところからようやく物語が始まる感じですね 6年後に発生している少年を狙った連続殺人事件により、巻島刑事が捲土重来で復活 新たに名補佐役など引き連れて今度...

誘拐犯とのやり取りの小説と思っていると、誘拐犯らしき容疑者を取り逃すなどあっさりと失敗し、しかも誘拐された少年は殺されてしまうところからようやく物語が始まる感じですね 6年後に発生している少年を狙った連続殺人事件により、巻島刑事が捲土重来で復活 新たに名補佐役など引き連れて今度はメディアを使って犯人確保に挑むところがワクワクします 心配なのが、上司となる植島のストーカー行動や、前回のチョンボ刑事などがまだいる事など 前回は一人で挑んで失敗したみたいな感じでしたが、今回は補佐がついているので、上手く犯人を誘き出して逮捕して欲しいと思ったまま下巻へ

Posted byブクログ

2024/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白い。映画キャストもぴったりだなと思う。 女子アナの気を引こうとしている人の話がうっとうしい。もっと短くて良くない?と思いながら下巻へ。

Posted byブクログ