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ダロウェイ夫人 集英社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2007/08/25 |
| JAN | 9784087605358 |
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ダロウェイ夫人
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ダロウェイ夫人
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商品レビュー
3.5
25件のお客様レビュー
ダロウェイ夫人の自宅社交会の1日。現在関わりのある人と青年時代に親交のあった人々、夫や子供など一同に集まり、若き日の回想シーンと、今の時代との対比など夫人の過去と現在を行き来する。社会的な地位が高い人と結婚し安定へと向かう夫人に比べて、旧友のピーターとサリーは直情的性格な故に、地...
ダロウェイ夫人の自宅社交会の1日。現在関わりのある人と青年時代に親交のあった人々、夫や子供など一同に集まり、若き日の回想シーンと、今の時代との対比など夫人の過去と現在を行き来する。社会的な地位が高い人と結婚し安定へと向かう夫人に比べて、旧友のピーターとサリーは直情的性格な故に、地位を積み重ねていく生活をしていかなかった結果暮らし向きが良くない。物語中盤から、ダロウェイ夫人からピーターとサリーの1人称の語りに変わっていく。ダロウェイ夫人の取り巻きを冷ややかに傍観する2人が妙である。
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Mrs. Dalloway Virginia Woolf, 1925 外側ではお上品な行動が起こりつつも、頭の中ではものすごくたくさんのことが起こっている。一日の出来事としては無関係なのことが不思議なことに意識の中ではしっかりと絡み合っている。壊れる寸前のギリギリのところの意...
Mrs. Dalloway Virginia Woolf, 1925 外側ではお上品な行動が起こりつつも、頭の中ではものすごくたくさんのことが起こっている。一日の出来事としては無関係なのことが不思議なことに意識の中ではしっかりと絡み合っている。壊れる寸前のギリギリのところの意識の描写。 全文はブログで www.akapannotes.com 英語で読了
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
初ウルフ。序盤から文章の美しさと独特な語り口調に惹かれた。老いへの諦観と、一瞬一瞬、6月のロンドンの美しさを目一杯感じようとする微かな光、そして終始背中合わせの死を感じた。 語り手がバンバン変わるので集中力が必要だった。「意識の流れ」という手法らしい。この感じは結構好み分かれる気がする。描かれる情景や比喩表現は本当に過去1と言っていいほど美しく好みだった。 残しておきたい文章をメモしたい。まだ22歳の自分にはこの小説は早すぎたかもしれない。でも、人生において今過ぎているこの瞬間は二度と帰らないんだ、ということを最近よく思うようになった。社会人になって仕事を始めて、病気や死亡、事故で傷ついた人を間接的に支える仕事について、いつどうなってしまうかわからない、だから今この時を大切に生きようと思っていた。その矢先にこの小説を読んで良かったかもしれない。 「私たちは年をとってゆく。だけど大切なものがあるーーおしゃべりで飾られ、それぞれの人生の中で汚され曇らされてゆくもの、一日一日の生活のなかで堕落や嘘やおしゃべりとなって失われていくもの。これをその青年は守ったのだ。死は挑戦だ」 ここでは死に魅せられる夫人という感じだが、この後の老婆と目が合う場面から生に気づくところがよかった。ここの場面読み返したい。 「それから二度とかえらぬ時刻を知らせる鐘の音。鉛の輪が空中に溶けてゆく。わたしたちはなんて愚かなのだろう、とヴィクトリア•ストリートを横切りながら彼女は思った。誰1人知らないのだから。なぜ人がこれほど人生を愛するのか、どれほど人生をながめ、つくりあげ、自分の周りに築いては取り壊し、一瞬一瞬また新たに創造しなおしているのかを。(省略)誰もが人生を愛しているのだ。」 人は見かけによらない。楽しく生きてたからと思いきや、色々ごたついて、修復して、ペンキを塗り替えるみたいに生きていく。すごく素敵な女性に見えるダロウェイ夫人も、俗物と思われたり嫌われていたり。みんな優雅で軽やかに生きてるかと思いきや、その人にしか分からない苦しさや辛さがある。
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