すべては消えゆくのだから

ローランスタルデュー【著】, 赤星絵理【訳】

• 販売会社／発売会社: 早川書房/
• 発売年月日: 2007/08/15
• JAN: 9784152088437

商品レビュー

2013/05/13

最後の最後で、何故ジュヌヴィエーヴはヴァンサンに会いたかったのかわかった気がした。

また２人でクララを感じたかったから。
クララが２人にとってかけがえのない娘だったと実感したかったから。

２人が愛し合ってた事を、確認できて逝ったジュヌヴィエーブは幸せだっただろう。

2012/11/07

人生の価値は選択したもので決まる・・・。もうすぐ死ぬの・・・会いにきて。人生が終わるときすべてを清算できた。こう終わりたいものだ

2012/09/28

悲しい恋愛小説。

主人公の娘クララと近い年齢の一人娘のいる私には、男女の話というより親目線で読んでしまった。
クララを失ったことで離れてしまったジュヌヴィエーヴとヴァンサン。
昔の私だったらきっと理解できなかっただろう。

この本を読んでる間は、娘の帰りがちょっと遅いだけでも不安になった。

再読はしたくない。
悲しすぎるから。