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犬が星見た 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 1982/01/10 |
JAN | 9784122008946 |
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犬が星見た
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商品レビュー
4.3
58件のお客様レビュー
この著者と夫(武田泰…
この著者と夫(武田泰淳)は、一心同体というより、すごーく甘やかされた受験勉強中の一人息子と、その母という感じ。体力のある女性だったんだろうなーと思います。
文庫OFF
当時のロシア旅行はど…
当時のロシア旅行はどんな感じだったのか?主婦的な感覚で買った物の値段や食事の内容が詳しく書かれているのが面白い。表現力の豊かさや例えのうまさにも思わずうなってしまいます。1ヶ月に及ぶロシア&北欧の旅はかなりハードなスケジュールだと思うが、淡々と旅行の様子がつづられている。特に同じ...
当時のロシア旅行はどんな感じだったのか?主婦的な感覚で買った物の値段や食事の内容が詳しく書かれているのが面白い。表現力の豊かさや例えのうまさにも思わずうなってしまいます。1ヶ月に及ぶロシア&北欧の旅はかなりハードなスケジュールだと思うが、淡々と旅行の様子がつづられている。特に同じツアーに参加した銭高老人のキャラが最高!パワフルでかわいらしい著者の人柄がよく表れている作品だと思いました。
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武田泰淳の妻百合子が、夫とその友人の竹内好と共にロシア横断のツアー旅行に参加した旅行記。横浜の大桟橋から津軽海峡を経てナホトカに上陸し、ハバロフスク、ノヴォシビルスク、タシケント、サマルカンド、ブハラ、トビリシ、レニングラード、モスクワと旅していく。モスクワでツアーが解散した後は...
武田泰淳の妻百合子が、夫とその友人の竹内好と共にロシア横断のツアー旅行に参加した旅行記。横浜の大桟橋から津軽海峡を経てナホトカに上陸し、ハバロフスク、ノヴォシビルスク、タシケント、サマルカンド、ブハラ、トビリシ、レニングラード、モスクワと旅していく。モスクワでツアーが解散した後は三人でストックホルムとコペンハーゲンへ。昭和四十四年、六月の旅。 行くところが全部私が行きたいところ過ぎて、テンポの良い書き振りと相まってぐんぐん読めた。百合子さんが全然話せないロシア語でぐいぐい地元の人とコミュニケーションをとっていくのがすごいし、それで話せているのもすごいし、この時代に、夫が夜寝てるからって一人で海外の夜街歩きするとか、水差しの水は夫が飲んじゃったから洗面の水道水を普通に飲んでるとか、夫がひよって置いて行こうとしたポルノ雑誌を自分のトランクに入れるのとか強すぎる。ロシアのトイレ、当時個室なかったのびっくりだわ…ロシアからストックホルムに抜けた後に、文明や豊かさを感じる気持ちもわかるし、その便利さを噛みしめる感じもわかるし、でも感動したのはブハラだったな、って振り返るのもわかる。個人的には、八十歳で一人参加の我儘じいさんの銭高老人をいつも気遣いながら、ツアー一向のお世話をしている添乗員の山口さんがとても良いと思う。添乗員さんっていつの時代も大変そうだけど楽しそうでもある。 不勉強ながら、この時代なのになぜソ連じゃなくてロシアってみんなが言ってるんだろうか? そしてこの時代、ウズベキスタンやジョージアはもしやまだロシアの一部だったりする?ロシアの旅、と言いながら、ウズベキスタンとジョージアが結構比重が重かったので、おやと思った。
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