1,800円以上の注文で送料無料

峠 改版(下) 新潮文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-07-03

峠 改版(下) 新潮文庫

司馬遼太郎(著者)

追加する に追加する

峠 改版(下) 新潮文庫

定価 ¥880

220 定価より660円(75%)おトク

獲得ポイント2P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗受取なら1点でも送料無料!

店着予定:12/29(月)~1/3(土)

店舗到着予定:12/29(月)~1/3(土)

店舗受取目安:12/29(月)~1/3(土)

店舗到着予定

12/29(月)~1/3

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

12/29(月)~1/3(土)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2003/10/25
JAN 9784101152424

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

12/29(月)~1/3(土)

峠 改版(下)

¥220

商品レビュー

4.2

124件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

賊軍となった幕府側の…

賊軍となった幕府側の小藩に過ぎない長岡藩は必死な抵抗にもかかわらず、遂に官軍に降ることになる。こんな小藩に生まれた河井も不幸だったが、こんな英傑を持ったばかりに悲惨な激戦を演じることになった長岡藩も不幸だったのかも知れない。

文庫OFF

2025/09/21

想いの強さは大切であるが自分の考えを周りの人に伝える力もリーダーとしては必要なことである。その点ではやはり足りなかったのではないか。

Posted by ブクログ

2025/06/25

戊辰戦争は西軍が優勢のまま、ついに越後にも恭順か抗戦かという決断が迫られる。その中で武装中立という、あくまで長岡藩を独立させつつ西軍と東軍の橋渡し役を担うべく奔走する河井継之助は、やがて自らの運命を悟るようになる。 題名の「峠」とは、実際の戦場となった榎峠のことを指すとともに、...

戊辰戦争は西軍が優勢のまま、ついに越後にも恭順か抗戦かという決断が迫られる。その中で武装中立という、あくまで長岡藩を独立させつつ西軍と東軍の橋渡し役を担うべく奔走する河井継之助は、やがて自らの運命を悟るようになる。 題名の「峠」とは、実際の戦場となった榎峠のことを指すとともに、幕末から維新へと向かう日本社会にとっての転換点でもあることを示している。とくに北越戦争および会津戦争は、必ずしも優勢ではなかった西軍がその後の維新へと向かうための重要な戦略的転換点であり、ここでの勝利が決定的だった。 継之助にとって不幸だったのは、西軍との交渉役が岩村精一郎だったことだろう。歴史にタラレバは禁物だが、もし戦略的思考を持つ黒田清隆や山県狂介が相手であれば、重武装の長岡藩と事を構えずに会津藩との交渉役に抜擢するといった判断もあり得ただろうし、もしかしたら戦後も生き残って維新政府で重要な役割を担ったかもしれない。 2027年の大河ドラマに小栗上野介忠順が決まったように、近年では賊軍とされてきた幕府方の英雄たちを見直す動きが広まってきている。河井継之助も長岡という地に譜代大名の家臣として生まれていなければ、もしかしたら維新志士として名を馳せていたかもしれない。そして困窮にまみれることとなった長岡では、小林虎三郎による米百俵の精神が説かれ、そこから家老の名家を受け継いだ山本五十六が出てくるといった形で、歴史は紡がれていく。

Posted by ブクログ