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人斬り以蔵 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
| 発売年月日 | 2004/12/01 |
| JAN | 9784101152035 |

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商品レビュー
3.8
116件のお客様レビュー
幕末の「無名有実」な…
幕末の「無名有実」な人々を歴史の表舞台に引っ張り出そうという短編集。何をした人なのかも、まして名前も聞いたことの無い人々なのに、その人物の生き様はもとより、姿さえもありありと浮んでくるような描写は圧巻!!作者の探究心に敬意を表します。
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戦国、幕末の人物を取…
戦国、幕末の人物を取り上げた短編集。オススメは大村益次郎を描いた「鬼謀の人」。気に入ったら長編の「花神」を読んだら良いと思います。
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大阪行きに選んだ書籍。旅のともには短編集と誰かが言っていたので、新潮文庫の100冊からチョイス。ブクログ初の短編集登録ワクワク。昔TBSのラジオ朗読で聞いていたが、聞き流しでまったく頭に入っていなかった。 「鬼謀の人」 大村益次郎の話 村田蔵六 蘭学を学び医師としてより兵法家と...
大阪行きに選んだ書籍。旅のともには短編集と誰かが言っていたので、新潮文庫の100冊からチョイス。ブクログ初の短編集登録ワクワク。昔TBSのラジオ朗読で聞いていたが、聞き流しでまったく頭に入っていなかった。 「鬼謀の人」 大村益次郎の話 村田蔵六 蘭学を学び医師としてより兵法家として桂小五郎に見出され、紆余曲折を経て生まれ故郷長州の藩士となる。第二次長州征伐に指揮をとり、賊軍(幕府軍)を討ってその実力が認められる。官軍として彰義隊を討つ。 「人斬り以蔵」 本書の表題となっている岡田以蔵の物語。竜馬がいくでも登場したと記憶する武市半平太の門下生で土佐藩の足軽以蔵は純粋な狂犬だ。歪んだ自己愛を貫く真っ直ぐさは遂に師匠をも滅ぼす。 「割って、城を」 茶人の大名の古田織部正について関ヶ原で主家を失い隠棲した武士である善十が語る。 茶人としての老獪な織部正の手のひらでころがされた善十の最期が面白い。 「おお、大砲」 和州高取藩の藩宝、『ブリキトース(大砲)』と武家でお馬廻役の『中書新次郎』の物語。次男として生まれた新次郎は、兄の啓之助が家督をゆずられ世継ぎとなったことで家の主人となった兄に仕える立場になる。時代が違えば家族のかたちもここまで違うかと思わされるが、このシキタリ(厄介ものに格下げ)があったからこそ面白いストーリーに展開していく。 新次郎の出世物語もさることながら、大砲の威力に関する落ちがニヒルで斬新だ。 「言い触らし団右衛門」 団右衛門は遠州横須賀郷の百姓女と横須賀にすむ地侍(時代が時代で父が誰だかわからない)との間に生まれた。野性の強さを持つ大言壮語の男なのに、詩を吟じる知性と大人になりきれない純真性が魅力的。 「大丈殿坂(たゆうどのさか)」 作州津山藩の大坂蔵屋敷詰め、大坂蔵屋敷勘定方である井沢斧八郎が暗殺されたと思われる兄庸蔵の仇撃ち復讐劇。 (蔵屋敷とは諸藩の大坂通産局といった役所のこと。津山藩の経産省役人で大坂の出先機関に勤務という感じか)本筋ではないがノーパンしゃぶしゃぶに通じる 短いながらもストーリーがわかりやすい。 「美濃浪人」 おのこやも むなしかるべきよろずよに 語つぐべき名はたてずして 山上憶良 登場人物多数、なにものかになりたい美濃男の物語。 著名な歴史上の人物がちょいちょい絡まり合っているので、見る人が見たら興奮するのかもだが、知識不足でいまいち刺さらず。 「売ろう物語」 郷士の家と神主の家に生まれた同郷同姓同名の後藤又兵衛の物語。 武士の不器用さと商人の計算高さで当時の世の中を想像させる。黒田官兵衛について知りたくなった。 旅と短編集の相性良かったです!
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