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季節のない街 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
| 発売年月日 | 1970/03/16 |
| JAN | 9784101134130 |

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季節のない街
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商品レビュー
3.9
21件のお客様レビュー
山本周五郎の連作短篇小説集『季節のない街』を読みました。 山本周五郎の作品は、先月読了したアンソロジー作品『女城主 戦国時代小説傑作選女城主 戦国時代小説傑作選』に収録されていた『笄堀』以来ですね。 -----story------------- 人の弱さや狡さが渦巻く貧民街。...
山本周五郎の連作短篇小説集『季節のない街』を読みました。 山本周五郎の作品は、先月読了したアンソロジー作品『女城主 戦国時代小説傑作選女城主 戦国時代小説傑作選』に収録されていた『笄堀』以来ですね。 -----story------------- 人の弱さや狡さが渦巻く貧民街。 この街で懸命に生きる住人を描いた、不朽の名作15編。 他人には見えない電車を毎日運行する六ちゃん。 夫を交換し合って暮らす勝子と良江。 血の繋がらない子供を五人も養う沢上良太郎に、自宅に忍び込んだ泥棒をかばうたんば老人――。 誰もがその日の暮らしに追われる貧しい街で、弱さや狡さを隠せずに生きる個性豊かな住人たちの悲喜を紡いだ「人生派・山本周五郎」の不朽の名作。 ----------------------- 1962年(昭和37年)4月1日から10月1日まで朝日新聞に連載され、同年に刊行された作品……1970年(昭和45年)に公開された黒澤明監督の映画『どですかでん』の原作です。 ■街へゆく電車 ■僕のワイフ ■半助と猫 ■親おもい ■牧歌調 ■プールのある家 ■箱入り女房 ■枯れた木 ■ビスマルクいわく ■とうちゃん ■がんもどき ■ちょろ ■肇くんと光子 ■倹約について ■たんばさん ■あとがき ■解説 開高健 “風の吹溜まりに塵芥が集まるようにできた貧民街"で懸命に生きようとする庶民の人生……そこではいつもぎりぎりの生活に追われているために、虚飾で人の眼をくらましたり自分を偽ったりする暇も金もなく、ありのままの自分をさらけだすしかない、、、 そんな街の人びとにほんとうの人間らしさを感じた著者が、さまざまなエピソードの断面のなかに深い人生の実相を捉えた異色作。 戦後の都市の片隅に生まれた誰もがその日の暮らしに追われる貧しい街を舞台に、人々の暮らしを連作短篇の形で描いた作品……タイトルにある“季節のない”という言葉が象徴するように、この街には時間の流れが停滞しており、貧しさも、閉塞感も、そこに住む人々の表情も、どこか変わらないまま続いていく、、、、 『街へゆく電車』の六ちゃんの空想の市電、『牧歌調』の夫婦の奇妙な交換、『とうちゃん』の血のつながらない子どもたちを育てる男……そこに暮らす人々の表情は一様ではなく、哀しみや滑稽さ、諦め、そして微かな希望が入り混じっていましたね。 そして、読み進めるほどに街の輪郭がくっきりと浮かび上がってきて、登場人物たちの生活が交差し、街そのものがひとつの人格を持っているような印象を抱きました……貧困を題材にしながらも、悲惨さを強調するのではなく、弱さを抱えたまま生きる人間の姿をそっと肯定するような、そんな作品でしたね、、、 生きることって、幸せって、何なんだろうなぁ と改めて考えてしまいました……貧しさの中にも幸せがあるんだろうし、裕福なことが幸せとは限らない、当たり前のことなんですけど、日常生活の中で忘れていることを思い出させてもらった感じです。
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2024年にテレ東で宮藤官九郎が脚本を担当して「季節のない街」で放映されたので観た。その時は山本周五郎原作とは知らず、変わった内容だと思った。濱田岳演じる六ちゃんは何なんだろう?とか、頭の中はクエスチョンマークだらけだった。 これが山本周五郎作品だと知って、早速読んでみた。山本周...
2024年にテレ東で宮藤官九郎が脚本を担当して「季節のない街」で放映されたので観た。その時は山本周五郎原作とは知らず、変わった内容だと思った。濱田岳演じる六ちゃんは何なんだろう?とか、頭の中はクエスチョンマークだらけだった。 これが山本周五郎作品だと知って、早速読んでみた。山本周五郎作品はこれが初めて。画像で内容を観てしまっているので、これがあの場面だったのか、と思い出しながら読了。 じっくり味わって読んで見ると、昭和を思い出す。私の住んでいた所にはこのような「街」はなかったが、近所付き合いや井戸端会議などはあったし、お葬式は自宅で執り行い、近所が手伝いに来てくれた。お隣さんに宅配が届いて不在でもうちが代わりに受け取ったりして、人と人がつながっていた。なんかノスタルジーに浸る。 また、NHK の「72時間」にもなんかつながるものがある。
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山本周五郎先生の短編集。 昭和30~40年位でしょうか、その頃の貧民街で起こるあれこれ。 好みとしては、江戸時代ものがよい。
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