商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 1970/03/16 |
JAN | 9784101134130 |
- 書籍
- 文庫
季節のない街
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季節のない街
¥737
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商品レビュー
3.9
20件のお客様レビュー
山本周五郎先生の短編集。 昭和30~40年位でしょうか、その頃の貧民街で起こるあれこれ。 好みとしては、江戸時代ものがよい。
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本当の意味で愛するとはどういうことなのか。 自分の価値観はまだ未熟なのだなあと痛感した。 というか、生きているうちに山本周五郎先生の価値観を理解できる日が来るのだろうか。 ひたむき、とかまっすぐ、とかの純度を最高に高めると山本周五郎先生に行き着くような気がする。
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- ネタバレ
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連作短編集。 たまらなかったのは「親おもい」。 放蕩者で、いつも金を無心にくる兄、母のこと、弟妹のこと、家のことを考えて、コツコツと貯金する真面目な弟。でも母は、そんな兄を可愛く思っている。 そんな中、また金を無心にきた兄に嫌気がさして弟が家を出た後、兄が交通事故に遭う。病院に行くと、もう助からないほどの大事故。枕元には、自分の通帳と印鑑が置いてある。母が自分に黙って、兄にやったことを知る…。 気持ちがすれ違う。 兄にとりすがる母を残し、弟は病室を出る…。 でも山本周五郎は、やはり長編のほうが好き。
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