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楼蘭 新潮文庫
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楼蘭 新潮文庫

井上靖(著者)

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楼蘭 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 1968/01/01
JAN 9784101063140

楼蘭

¥330

商品レビュー

3.5

35件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 砂漠のオアシス物語
  • 過去の栄光と消失
  • 人間の業と覚悟
  • 異文化への愛着
  • 高潔な筆致の短編集
  • 厳しい運命と期待
  • 昭和の文学の魅力
  • 読み返したくなる作品群
  • 深い没入感と余韻
  • 歴史と人間の意志

物語は、砂に埋もれたオアシス都市の運命を描く短編集で、穏やかな筆致が印象的です。表題作を含む12の作品は、過去の栄光とその消失をテーマにし、深い人間の業や覚悟を描写しています。特に『狼災記』や『褒娰の笑い』、そして『補陀落渡海記』では、それぞれの主人公が直面する厳しい運命や期待の息苦しさが表現され、読者にやるせない思いを抱かせつつも、重苦しさは感じさせません。著者の深い没入と高潔さが漂う作品群は、何度も読み返したくなる魅力を持っています。作品の中には、異域の人々や文化への愛着が感じられ、昭和の時代に書かれたにもかかわらず、読みやすさを兼ね備えています。全体として、歴史の重みと人間の意志を巧みに織り交ぜた短編集です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/07/23

★3.5かな、収録の意図が若干ブレている感じがするので減点。 中国とか西域の話ももちろん良い(「異域の人」とか目に浮かぶよう)んだけれども、やっぱり身近というか日本のお話の方が印象に残るかな。特に「補陀落渡海記」。いつか熊野に行ってみたいんですが、この思考回路、異状とも思えますが...

★3.5かな、収録の意図が若干ブレている感じがするので減点。 中国とか西域の話ももちろん良い(「異域の人」とか目に浮かぶよう)んだけれども、やっぱり身近というか日本のお話の方が印象に残るかな。特に「補陀落渡海記」。いつか熊野に行ってみたいんですが、この思考回路、異状とも思えますが、何でまたこんなことになっちゃうんでしょうか?不思議でたまらん世界です。

Posted by ブクログ

2025/07/31

中国、インド、日本が舞台の物語12編の短編集。 「薬屋のひとりごと」から西域に興味がわき調べてみると、「楼蘭て実際にあった国の名前なのか」「その楼蘭の小説があるのか」ということで買ってみた本。 【楼蘭】 かつてシルクロードの要衝として栄えた楼蘭は、大国や大いなる自然の力に翻弄さ...

中国、インド、日本が舞台の物語12編の短編集。 「薬屋のひとりごと」から西域に興味がわき調べてみると、「楼蘭て実際にあった国の名前なのか」「その楼蘭の小説があるのか」ということで買ってみた本。 【楼蘭】 かつてシルクロードの要衝として栄えた楼蘭は、大国や大いなる自然の力に翻弄され滅んでいったまるで蜃気楼のような都市。そこに生きた人々の営み、彼らの想像を超える苦悩と翻弄の歴史、そして悠久の時の流れの中に埋もれていった文明の儚さに深い哀愁とロマンを感じる。 楼蘭は漢の命により紀元前77年に鄯善と名前を変えて場所を移し、紀元5世紀ころまで続いたようだ。当たり前の事ではあるが、鄯善移住後すぐの世代と何百年か後の世代では、楼蘭の地への想いは違うし、そもそも楼蘭を知らない人々もたくさんいる。淡々と語られる静かな筆致も相まって、時の流れの無情さを感じられてとても良い。 物語の最後は、悠久の時を越えて1900年頃スウェーデンの探検家スウェン・ヘディンらによって女性のミイラが発見されたところで締めくくられている。「楼蘭」は昭和33年発表の作品なので本書には書かれていないが、その後も何体かこの地で若い女性のミイラが発見されていて、Wikipediaで「楼蘭の美女」と調べると1980年と2004年に発掘されたミイラの画像をみることができる。調査の結果では紀元前19世紀頃に埋葬されたもののようで、楼蘭が歴史に登場する紀元前2世紀よりも遥か昔からこの地で生きていた人々がいたことがわかる。時代が全く違うのだがこのミイラの穏やかな表情は、物語に登場する自殺した王女を思わせる。 【補陀落渡海記】 表題の楼蘭以外で特に気に入った話。日本の補陀洛寺が舞台。覚悟もないまま流れで補陀落渡海(要は舟に乗って海上で死ぬこと)をすることになってしまった僧の壮絶な心情が淡々と描かれている。物語の最後、一度嵐で島まで戻されてしまったあと、有無を言わさず箱に閉じ込められてまた海に流されてしまう場面は自分も殺されるような気分になりとても恐ろしかった。 その他では、「狼災記」「褒じの笑い」「幽鬼」が面白かった。

Posted by ブクログ

2025/02/24

敦煌から続けて読む。中島敦や芥川龍之介とも似てるけど、昭和になってから書かれているので読みやすい。「異域の人」が一番良かったかな。

Posted by ブクログ

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