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お伽草紙 新潮文庫

太宰治(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2009/03/01
JAN 9784101006079

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商品レビュー

4.1

112件のお客様レビュー

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2010/05/28

太宰が物語る御伽噺。…

太宰が物語る御伽噺。こんな物語もこの人は書くのですね。

文庫OFF

2010/05/28

「盲人独笑」「清貧譚…

「盲人独笑」「清貧譚」「新釈諸国噺」「竹青」「お伽草子」を収録。お伽草子は「瘤取りじいさん」とか「カチカチ山」など誰もが知っている昔話を太宰の解釈でユーモラスにリズミカルに語ったもの。一般的イメージとは違う太宰が詰まっている。

文庫OFF

2024/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・あらすじ 第二次世界大戦中に描かれた太宰治中期の作品集。 中国と日本の古典、お伽話をベースに太宰のユーモアと観察眼、空想力が存分に発揮された作品。 ・感想 先にYouTubeの朗読で全部聞いてたけど、今回は改めて朗読を聴きつつ(読むスピードに合わせたので1.5倍速だけど)本を読んでみた。 太宰らしいユーモアが溢れつつ生真面目、ちょっと自虐的で笑えるところが多々あって面白かったw 特に好きなのはやはりお伽草子。 日本のお伽草子を太宰が二次創作?するにあたりキャラクター設定、舞台設定、ストーリー展開について太宰なりに肉付けしてるんだけどそれがまたとても面白い。 こういう作品を読むと太宰の繊細さ、観察眼、洞察力がよくわかる。 カチカチ山であれだけの苛烈な罰を狸が受けるには…と空想巡らした結果があの狸とウサギのキャラ設定なのが絶妙(男性はやっぱり「狸かわいそう」と思ってしまうのかもだけど) 後半なんて特に狸が今後一切近寄ってほしくない不快すぎる生物としてウザキモに書かれてるのすごいなって…。 あの結末に少しの同情心も湧かないw あとは桃太郎さんを太宰が書けない言い訳をだらだら書いてるところもユーモラスすぎて好き。 「日本一の快男児なんて日本ニ、三にすらなったことない作者に書けるわけない」みたいに書いてるところ笑った。 太宰はあと駆け込み訴え、風の便り、ろまん燈籠、女生徒、畜犬談、皮膚と心、黄村先生言行録あたりも本で読みたい。 他にあの太宰にしては珍しいミステリー調のやつ…題名忘れたけどあれも読みたいな。

Posted by ブクログ

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