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津軽 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
| 発売年月日 | 2004/06/01 |
| JAN | 9784101006048 |

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商品レビュー
4.1
190件のお客様レビュー
戦時中の津軽半島への…
戦時中の津軽半島への旅を題材とした作品。とは言ってもいわゆる旅行記ではなく、郷愁の一口では言い表せないような郷土への想いが、自身の半生を振り返りながら語られている。ラストは泣いてしまった。
文庫OFF
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太宰治の故郷津軽について書かれた作品です。津軽で生まれ津軽で育ったのに、数えるほどの町しか知らないことを残念がり、津軽を旅する作者。情景描写の豊富な作品です。
文庫OFF
本書は、太宰治が新津軽風土記の執筆を依頼されて、生まれ故郷の津軽を歩いた旅日記だ。 完全なる私見だけれど、この本の面白さは3つある。 ひとつめは当時の津軽の風土に対する生き生きとした描写だ。書かれたのは昭和19年なので第2次世界大戦末期だが、ほのぼのして豊かな風土が歴史とともに...
本書は、太宰治が新津軽風土記の執筆を依頼されて、生まれ故郷の津軽を歩いた旅日記だ。 完全なる私見だけれど、この本の面白さは3つある。 ひとつめは当時の津軽の風土に対する生き生きとした描写だ。書かれたのは昭和19年なので第2次世界大戦末期だが、ほのぼのして豊かな風土が歴史とともに描かれる。それは津軽に行ったことが悔やまれるほどだ。この本を手にして津軽を旅したくなる。 ふたつめはやはり太宰の女々しさというかうじうじしただらしのなさだ。彼の生家に仕えた女中や書生を訪ね歩く中で、太宰の煮え切らないウジウジした態度が垣間見える。そしてそれは太宰の魅力でもある。彼の人生を辿る旅でもあるので、太宰という人間がどうつくられたかが自らの筆で書かれており、そこも面白い。 最後はなんと言っても育ての親であるたけとの再会の場面だ。この本のクライマックスでもある。病状だった母のかわりに幼い太宰の面倒を見て、本を読ませたたけと30年ぶりに再会を果たす。ここは良質の恋愛小説でも読んでいるかの気持ちになる。 いろいろな楽しみ方ができる太宰らしくない明るい終わり方の本だった。
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