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晩年

太宰治(著者)

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内容紹介 妻の裏切りを知らされ、共産主義運動から脱落し、心中から生き残った著者・太宰が、自殺を前提に遺書のつもりで書き綴った15編からなる処女創作集。
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 1947/12/12
JAN 9784101006017

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商品レビュー

3.7

161件のお客様レビュー

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2010/05/28

メタフィクションの格…

メタフィクションの格好を取った、自分語り文学の傑作です。

文庫OFF

2026/06/13

太宰治の文学忌は6月19日、遺体が発見された日で 誕生日でもありました。 今日は 入水した日、ご命日です。 『晩年』は、1936年(昭和11年)6月に刊行された、太宰治 の第一創作集(第一短編集) すでにどこかで発表されていた作品の中より 15作品 「葉」 1934年、同人誌...

太宰治の文学忌は6月19日、遺体が発見された日で 誕生日でもありました。 今日は 入水した日、ご命日です。 『晩年』は、1936年(昭和11年)6月に刊行された、太宰治 の第一創作集(第一短編集) すでにどこかで発表されていた作品の中より 15作品 「葉」 1934年、同人誌『鷭』発表。 太宰治による断章形式の心象モザイクアート。 「魚服記」 1933年、同人誌『海豹』創刊号。 太宰治文壇デビュー作。 レビューは『魚服記』(乙女の本棚)にて。 「列車」 1933年、『サンデー東奥』203号。 太宰治名義の第一作、懸賞小説。 令和となった日本ではもう想像がつかないけれど、上野という駅は東北への入口のような場所だったのだと思う。 列車が運ぶ、荷物でないもの。 「地球図」 1935年(昭和10年)12月1日 『新潮』第三十二年十二月号。 イタリア人宣教師と新井白石の実話から、当時の日本の鎖国性を。 新井白石がキリスト教について、ほとんど興味を示さない感じが面白い。 「猿ヶ島」 1934年(昭和9年)10月 『文藝』第2巻第10号 レビューは『猿ヶ島』(乙女の本棚)にて。 「雀こ」 1935年(昭和10年)7月1日 『作品』7月号 冒頭に「井伏鱒二へ。津軽の言葉で。」という献辞。 津軽方言で書かれた子供の遊び。おそらく「はないちもんめ」のような遊びの風景。 「道化の華」 1935年(昭和10年)1月 『文藝』第3巻第1号。 心中事件を素材にした自伝的小説。 作者自身が作品に介入する、メタフィクション。 レビューは『道化の華』(青空文庫)にて。 「猿面冠者」 1934年(昭和9年)11月 『文藝』第2巻第11号。 私小説かと思わせるような、主人公の作中作と現実とが入り組み、次第に見失ってしまう。 「猿面冠者」とは、太宰自身への戒めなのだろうか。 「逆行」 1935年(昭和10年)9月 『文藝』第3巻第9号。 「蝶々」「盗賊」「決闘」「くろんぼ」の四章から成る連作。 25歳の男から小学生へと遡りながら、自身の投影と思われる人物像を 虚勢と情けなさを織り交ぜて描く。 第一回芥川賞候補となったけど 残念だった作品。この時の芥川賞は石川達三 「彼は昔の彼ならず」 1934年(昭和9年)10月 『世紀』 所有する借家に住み着いた男。同居する女は時々変わる。なんとも主体性のない賃貸人に振り回されているかのような家主。 付き合う女によって変わってしまう太宰治のような男を、心配しながら見守る太宰治っぽい家主。 「ロマネスク」 1934年(昭和9年)11月 『文藝』第2巻第11号。 津軽の仙術太郎、三島の喧嘩次郎兵衛、江戸の嘘つき三郎。 別々の土地で人生を踏み外した男たちが飲み屋で出会い、それまでの人生を語り合う。 本来は冒険譚や英雄譚を意味する「ロマネスク」という題名そのものが、風刺的なコメディとなる。 「玩具」 1935年(昭和10年)3月 『文藝』第3巻第3号。 小説についての悩みを綴った随筆のようでもあり、幼児期の記憶の断片のようでもある。 「陰火」 1936年(昭和11年)3月 『改造』3月号。 「誕生」「紙の鶴」「水車」「尼」からなる。 切れ味のない男たちの、自意識や不安、救済かなよくわからないですよ 「めくら草子」 1936年 新潮 小説の途中に枕草子が出てくるので タイトルはそれを意識しているということで良いと思う。 読んで 何がめくらか?ストーリーが 筋立ってないという事ではないのかなあ。 乙女の本棚のように 一作ごと読む程度が 太宰治は許せるなあと思いました。

Posted by ブクログ

2026/05/07

猿面冠者、思い出、猿ヶ島はめちゃ面白かったが、それ以外は何を書いているのか、理解できないものもあり自分の未熟さを痛感した。 猿ヶ島に関しては、自分たち人間は猿を見せ物と思っているという無意識のうちの考えを翻すようなトリックがさすが、太宰さんといった感じ。 難しい作品も多く、理...

猿面冠者、思い出、猿ヶ島はめちゃ面白かったが、それ以外は何を書いているのか、理解できないものもあり自分の未熟さを痛感した。 猿ヶ島に関しては、自分たち人間は猿を見せ物と思っているという無意識のうちの考えを翻すようなトリックがさすが、太宰さんといった感じ。 難しい作品も多く、理解できない悔しさがあるけど他の作品も読んでもう少し太宰さんへの造詣を深めたい

Posted by ブクログ

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