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四季 春 Green Spring 講談社文庫
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四季 春 Green Spring 講談社文庫

森博嗣【著】

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四季 春 Green Spring 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 2006/11/14
JAN 9784062755689

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商品レビュー

3.8

253件のお客様レビュー

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2010/05/28

この小説は、『すべて…

この小説は、『すべてがFになる』や、『有限と微小のパン』に登場した『真賀田四季』が登場する本です。父親が、大学病院の院長先生で、幼児期から、父親の書斎にある本や、大学にある学術雑誌を読んでいた天才の幼少期についてかかれた本です。このころから、ナイフのように鋭い発言や思考をしていた...

この小説は、『すべてがFになる』や、『有限と微小のパン』に登場した『真賀田四季』が登場する本です。父親が、大学病院の院長先生で、幼児期から、父親の書斎にある本や、大学にある学術雑誌を読んでいた天才の幼少期についてかかれた本です。このころから、ナイフのように鋭い発言や思考をしていた彼女は、ある理由で父親の病院に入院させられていた少年と、ある殺人事件に遭遇します。ただ、この事件の展開を追うことも面白いのですが、天才である彼女が特別に関心を寄せている(恋愛勘定かどうかは不明)彼女のおじとのやり取りや、少年が、ひ

文庫OFF

2010/05/28

まだ周囲に染まってい…

まだ周囲に染まっていない、未熟な天才という雰囲気の四季。個人的にはこの頃の思考が純粋で一番好きです。登場人物の多くが他シリーズからきているだけに、この四部作から読むことはお勧め出来ませんが、是非読んでおきたい1冊です。

文庫OFF

2026/08/04

春はそう、「四季」の始まり 森博嗣さんの作品にどっぷりハマり読み続けて来た中で楽しみにしていた「四季」シリーズに辿り着いた。犀川先生や西之園さんのS &Mシリーズや、紅子さんや保呂草さんのVシリーズの根底にずっと流れていた「彼女」の存在が、「彼女」の始まりが、周りの人と...

春はそう、「四季」の始まり 森博嗣さんの作品にどっぷりハマり読み続けて来た中で楽しみにしていた「四季」シリーズに辿り着いた。犀川先生や西之園さんのS &Mシリーズや、紅子さんや保呂草さんのVシリーズの根底にずっと流れていた「彼女」の存在が、「彼女」の始まりが、周りの人との交流を軸に深掘りされ始めていた。 天才はそう、自分のもつ天性のギフトに対しての肉体的な、時間的な、人間関係的なキャパをオーバーしてしまう。私たちが精一杯生きているこの世界の見え方もまた違うように、天才である「四季」にとってはそれは自由ない存在になるための足枷になっている部分もある。それを思うと「すべてがFになる」や「有限と微小のパン」などで描かれていた行動や思考にも我々には観測できない筋道があるのだなと思った。 この天才「四季」と登場人物との距離やズレといったものは同時に天才「四季」と私たち「読み手」との距離やズレ、それは二次元的な存在である小説と我々が生きている高次元の実世界という一見すると我々の方が明らかに上位存在であるのに、そうとはならず二次元存在の小説世界の方が実世界を遥かに超越している。 「四季」と我々との間の次元的なズレの間にある魅力に我々は引き摺り込まれ、小説世界に引き込まれていると同時にそこで明らかに理解を超えた存在である「四季」と出会う。 読み手が主体で行っている行為としての読書に意志を持たないはずである小説側からまるで読まされている、読み進めるように手を動かされている、そんな魅力や魅惑が小説世界の「四季」には存在していた。

Posted by ブクログ

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