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地下室の手記 光文社古典新訳文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社/光文社 |
| 発売年月日 | 2007/05/20 |
| JAN | 9784334751296 |
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地下室の手記
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地下室の手記
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ドストエフスキーがシベリア流刑から戻り、『死の家の記録』に続いて発表した『地下室の手記』。その後の『罪と罰』から『カラマーゾフの兄弟』にいたる長編群へのプレリュードとして極めて重要な意味をもつことは明らか....(解説より) 役所勤めをしていた40歳の“俺”。親戚の遺産が入り、...
ドストエフスキーがシベリア流刑から戻り、『死の家の記録』に続いて発表した『地下室の手記』。その後の『罪と罰』から『カラマーゾフの兄弟』にいたる長編群へのプレリュードとして極めて重要な意味をもつことは明らか....(解説より) 役所勤めをしていた40歳の“俺”。親戚の遺産が入り、引きこもり生活へ。友達なし、本のみが唯一の友。2部構成になっている。 1部は世の中への批判、自分の心の闇について独白。決して引きこもりの自分を肯定しているわけではない。病気であることを除いて、引きこもれる環境にあること自体、幸せであると思う。その口調は激しすぎて、頭痛がしそう。この手の文章は、お疲れ気味のときは読めないな。(個人的見解です) 2部は、引きこもってわめき散らす1部と違い、24歳のときのリアルな日常。将校に道を譲らない話。親しくない友人の送別会の話。娼婦(リーザ)との話。1部より俄然読みやすくておもしろい。哀れであり、笑える。人間誰しも持っている一面(ごちゃごちゃ考えて右往左往し、カッコ悪いところ)を、この男を通して描いていると捉えることができる。 『人間失格』(太宰治)は、自己の深い掘り下げにとどまっていたが、『地下室の手記』は人間の負の側面にも焦点をあて、より深い探究がなされている。複雑極まりない人間心理を描き、西欧的合理主義を批判し、世の中に問題提起している。死を意識していた太宰治と、『地下室の手記』以降も長編作品を書き残したドストエフスキーの大きな違いを感じる。 【解説より】 地下室の住人(自意識過剰で自分の中に引きこもる)→ドストエフスキーの晩年、地下室の住人増加 ↓ 孤立の問題を解決するには ↓ 正教の「個性」の捉え方に立ち返る他ない ↓ 西欧近代化で言われる全体から独立した「個人」の概念でなく、「我」を無にすれば(自身のために存在することをやめる、欲望やエゴを捨てる)他者との繋がりが自覚されるのではないか (2026.6.14読了)
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Ⅰ 地下室 前置きとしての独白。正直、全然何言ってるか頭に入ってこなかった。呪うことは人間だけ、人間は時として苦しみを猛烈に熱愛することもある、平穏無事な幸福だけを愛するなんて、どこか見苦しい気さえする、等々。たまに面白い言葉があった。 Ⅱ ぼた雪に寄せて 主人公の卑屈で面倒臭...
Ⅰ 地下室 前置きとしての独白。正直、全然何言ってるか頭に入ってこなかった。呪うことは人間だけ、人間は時として苦しみを猛烈に熱愛することもある、平穏無事な幸福だけを愛するなんて、どこか見苦しい気さえする、等々。たまに面白い言葉があった。 Ⅱ ぼた雪に寄せて 主人公の卑屈で面倒臭い自意識、たまんない。 "俺は、自分の際限のない見栄ゆえに、つまりは自分自身に対する止め処ない要求の高さゆえに、しばしばひどい嫌悪感と言えるほどの猛烈な不満を抱いて、自身を見ていたので、心の中で自分の厳しい眼差しを、他のすべての人間にも当てはめていたのだ。" 強そうなやつへの劣等感を何とかするための方法がそいつにわざと道でぶつかるなの可愛い、頑張って達成してえらい。 あまり仲良くない友達の家にふらっと行ったらそこで嫌いな奴の送別会を開く話を聞いて、嫌がられてるのに無理やり参加するって言った挙句金がないからすっぽかそうって、嫌がられることに存在を見出そうとするタイプの相当厄介なやつ。 親友ができそうになるも、魂を際限なく支配しようとして周りと縁を切らせようとし、いざ自分に依存すると突き放す。打ち負かすため、服従させるために必要だっただけ。まさに精神的暴君。 情婦に説教するシーン、説教してること自体はキモイけど言ってることは現代にも通ずるような話だった。愛なんかなくてもどうにでもできるような女の愛を苦労して買うやつはいない(セフレになったら付き合えない)。身体の関係があって愛してるって言ってくるやつに結婚を持ちかけてみると、笑われるかぶん殴られるかだろう。若さを当てにして金を稼いでいても、そんなもの駅馬車みたいにあっという間になくなり、どんどん人生落ちていく、健康も若さも美貌も希望も、何もかもを無くしながら。 暗いけど希望は素敵ってない感じの捻くれ加減が良かった、現代にこそ刺さるところが多いと思った。
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現実を生きることと、夢想の中での苦悩を生きること 現実を生きるくらいなら夢想の中で苦悩したい 不幸を見つけ出すのは得意だが、幸福を数えてみるとその多さに気付かされる
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