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文豪の探偵小説 集英社文庫
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文豪の探偵小説 集英社文庫

山前譲【編】

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文豪の探偵小説 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/集英社
発売年月日 2006/11/25
JAN 9784087460995

文豪の探偵小説

¥110

商品レビュー

3.6

24件のお客様レビュー

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2022/07/04

読んだことのある川端康成「死体紹介人」のほか、谷崎潤一郎「途上」、三島由紀夫「復讐」、芥川龍之介「報恩記」、太宰治「犯人」、森鴎外「高瀬舟」が良い。 泉鏡花「外科室」は古文調の文体もあって、どこか演劇めいた雰囲気が独特。 収録作品は以下の九作。 谷崎潤一郎「途上」 佐藤春夫...

読んだことのある川端康成「死体紹介人」のほか、谷崎潤一郎「途上」、三島由紀夫「復讐」、芥川龍之介「報恩記」、太宰治「犯人」、森鴎外「高瀬舟」が良い。 泉鏡花「外科室」は古文調の文体もあって、どこか演劇めいた雰囲気が独特。 収録作品は以下の九作。 谷崎潤一郎「途上」 佐藤春夫「オカアサン」 泉鏡花「外科室」 三島由紀夫「復讐」 芥川龍之介「報恩記」 川端康成「死体紹介人」 太宰治「犯人」 志賀直哉「氾の犯罪」 森鴎外「高瀬舟」

Posted by ブクログ

2021/11/08

文豪と呼ばれる作家が書いていた 探偵小説をまとめたアンソロジー。 でも「ん?」という感じ(^_^;) 谷崎潤一郎の『途上』が一番 実は殺人だったかも!という話でした。 太宰治の『犯人』はその名の通り 犯人が事件を起こした後の心情を描いたもの。 泉鏡花の『外科室』や 森鴎外の『高...

文豪と呼ばれる作家が書いていた 探偵小説をまとめたアンソロジー。 でも「ん?」という感じ(^_^;) 谷崎潤一郎の『途上』が一番 実は殺人だったかも!という話でした。 太宰治の『犯人』はその名の通り 犯人が事件を起こした後の心情を描いたもの。 泉鏡花の『外科室』や 森鴎外の『高瀬舟』はメジャーどころ。 まぁ、見方によってはミステリか。 他にも三島由紀夫など ぜんぶで9人の文豪の競演です。

Posted by ブクログ

2021/06/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

谷崎潤一郎「途上」他で読んだ。可能性の犯罪。  佐藤春夫「オカアサン」日常ミステリだ!作者はパパママ呼び絶対許さないマンだったのか…。 泉鏡花「外科室」麻酔しなくても告白しちゃったね…。 三島由紀夫「復讐」安心からの絶望。 芥川龍之介「報恩記」そんな形で恩を返されても…。 川端康成「死体紹介人」すごい感想を述べにくい、ある意味淡々とした話だった。 太宰治「犯人」殺人犯の心理なんだろうけど、色んな事が唐突すぎて勢いで読んだ感がある。 志賀直哉「范の犯罪」いわゆる魔が差した、という瞬間だろうなのか…。 森鴎外「高瀬舟」「高瀬舟縁起」縁起まで読んでこの時代は安楽死という概念がなかったのか…と気づいた。なるほど。

Posted by ブクログ

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