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蹴りたい背中 河出文庫

綿矢りさ【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社/河出書房新社
発売年月日 2007/04/06
JAN 9784309408415

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蹴りたい背中

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商品レビュー

3.4

577件のお客様レビュー

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2024/05/09

クラスに馴染めないけど自分は違う、一人を選んでるんだっていう主人公のひりひりした感じがよかった。夏休み後のゆるやかな地獄を思う描写が、じわじわとした嫌さがあって印象的。 にな川の部屋の描写が面白い。冷蔵庫の中に食器を入れていた描写に「おー、確かに効率いいな」と妙に感心した。

Posted by ブクログ

2024/04/28

序盤からとてつもない。誰もがなんとなく感じたことのある、しかし自覚はしていなかったような状況を巧みに切り取る類稀な洞察力と、それを圧倒的な精度で文章に落とし込む表現力。冒頭10ページ、全ての文が、線を引きたくなるような圧を持っている。 序盤を読む限り本作のテーマは思春期特有の自我...

序盤からとてつもない。誰もがなんとなく感じたことのある、しかし自覚はしていなかったような状況を巧みに切り取る類稀な洞察力と、それを圧倒的な精度で文章に落とし込む表現力。冒頭10ページ、全ての文が、線を引きたくなるような圧を持っている。 序盤を読む限り本作のテーマは思春期特有の自我と周囲からの同調圧力への抵抗あるいは迎合、というところだろう。中学の頃までは周りのことなど気にせず自分のやりたいように振る舞えたのに、次第に周りのことが気になり始め、とはいえ集団に合わせて寒いノリをするのも苦しい。それは、彼女は中学生の時に、その場のノリに合わせ惨めな思いをした過去をトラウマに感じているからでもある。でも、にな川のように誰も気にせず強烈な自分を貫く勇気もない。 と思って読んでいたが、この話は全く違う内容になっていった。想像していた「蹴りたい背中」ではなかった。内容は段々と共感できない部分も出て来て、全体的な評価は満点ではないかと個人的には感じた。ただそれでもこの作者の慧眼と巧みな筆致は圧倒的なものだと思う。

Posted by ブクログ

2024/04/24

云十年前くらいの中学生だった自分も、教室であぶれてた誰かから見たらさぞかし「蹴りたい背中」だったのだろうな、、、 教室の中に確かにいた輪の外の存在だったあの人達の、明るくなく清々しくもない、青春小説の枠を外に広げた傑作

Posted by ブクログ

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