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二十四の瞳 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
| 発売年月日 | 2007/06/01 |
| JAN | 9784041113110 |

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二十四の瞳
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商品レビュー
4.1
78件のお客様レビュー
子供のころから聞きなれた「二十四の瞳」、通して物語を追ったのははじめてのことだった。 この作品の登場人物からは、子供も大人も、温かさ、冷たさといった人間らしさを感じた。無邪気な子供たちですら軽くない悩みを抱え、動揺し、そして時代の流れと対峙し、その多くが流されていった。 ケ...
子供のころから聞きなれた「二十四の瞳」、通して物語を追ったのははじめてのことだった。 この作品の登場人物からは、子供も大人も、温かさ、冷たさといった人間らしさを感じた。無邪気な子供たちですら軽くない悩みを抱え、動揺し、そして時代の流れと対峙し、その多くが流されていった。 ケガで休養している大石先生のところへ1年生の子供たちが大人の目を盗んで集う展開こそは冒険的な物語だったが、その後は兵隊入りに志願する子、進学どころか行き先もままならない子、行方をくらましてしまう子などの波乱が待ち受ける。戦争が終わり生き延びた「かつての子供」も様々な事情、辛さを抱えたままだ。 そして子供たちの感情を十二分に受けるかのように、大石先生は老いてもなお、涙を流してばかりいた。この物語は先生と子供たちの慈愛だけでなく「戦争とのたたかい」を経たうえでの一体感を帯びるかのようだった。 私が物語を知らずに想像していた大石先生は「聖人」のような人物像だった。 しかし実のところは教師としての自信を失くしたり、時に無神経に笑ったり、泣いてばかりの、一人前とは言えない未熟さを抱えた人間だった。戦争という時流がなければ、お茶目で、教師としての仕事を淡々とこなす女性で終わっていただろう。そんな大石先生が現実に直面し無力さを感じ涙を流すたび、子供たちへの様々な思いが重く伝わってきた。 反戦文学は悲惨な話が多く、主義主張を受け取るのが重く億劫で、私は苦手だ。しかし「二十四の瞳」は、単なる反戦からの視点だけで語り得ないものだと思う。 著者が戦争をどういう思いで綴ったのかはともかく、この作品は戦争だけでなく、過去から続いた社会の在り方への疑問を提示しているように感じた。戦争に内包される非人道性は批判されてしかるべきだが、無謀な流れを止められなかった社会の在り方こそ、見直していかなければならないのではないか。それは今も変わらない。 「二十四の瞳」に出てくるような、未来を夢見る子供たちを路頭に迷わせるようなことはあってはならない。大人も学校も、寄り添い育んでいける世の中に心を注いでいかなければならないのだと思った。
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舞台は小豆島。 小学校の新人教師、大石先生と表情豊かな生徒たちの20年間の物語。 生徒と先生の間に流れる温かな時間の横で、戦争の影がだんだんと広がって浸透していく時代の変化が恐ろしい。戦争によって失われていく人、心、物、あらゆる全ての惨事に胸が締め付けられた。愛国主義や治安維...
舞台は小豆島。 小学校の新人教師、大石先生と表情豊かな生徒たちの20年間の物語。 生徒と先生の間に流れる温かな時間の横で、戦争の影がだんだんと広がって浸透していく時代の変化が恐ろしい。戦争によって失われていく人、心、物、あらゆる全ての惨事に胸が締め付けられた。愛国主義や治安維持法、それが当たり前とされる時代に違和感を抱く先生のやるせない気持ちに打ちのめされました。 スマホがなかった時代、手紙のやりとりや人と人との繋がりの温かさがひしひしと伝わってきた。 今はもうここにいない人を想う悲しみは測り知れない。生徒の成長や絆が繋がるラストシーンに涙がこぼれてしまいました。
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四国に来たので、 本を持ってきて呼んでみました。 全く内容を知らなくて、 大石せんせいや子供たちに、戦争に着いて教えてもらいました。 なかなか言葉が出ませんが、 日常の幸せを噛み締めて精一杯、行きたいと思います。
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