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四季 冬 Black Winter 講談社文庫
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四季 冬 Black Winter 講談社文庫

森博嗣【著】

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四季 冬 Black Winter 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 2006/12/14
JAN 9784062755719

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商品レビュー

3.8

150件のお客様レビュー

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2010/05/28

 「四季 冬」は真賀…

 「四季 冬」は真賀田四季博士のその後が語られている作品。 時代が掴めないし、四季の過去の振り返りなどが入り乱れるので、難しい。 表現自体も詩的な印象を受ける。 それでもエンターテイメントな部分もきちんとあっておもしろい。 「四季」春~秋にも過去のシリーズとのリンクがあって楽しい...

 「四季 冬」は真賀田四季博士のその後が語られている作品。 時代が掴めないし、四季の過去の振り返りなどが入り乱れるので、難しい。 表現自体も詩的な印象を受ける。 それでもエンターテイメントな部分もきちんとあっておもしろい。 「四季」春~秋にも過去のシリーズとのリンクがあって楽しい~!なんて思っていたのですが、今作では何かもう驚愕!というくらいの衝撃がありました。 ファンサービスに溢れた作品だと思います。

文庫OFF

2010/05/28

穏やかな冬。遂に真賀…

穏やかな冬。遂に真賀田四季が、手の届かないところへ行ってしまった気がします。身近に感じる冬。けれども、人が冬を手にとることは出来ません。そうしているうちに冬は去り、また新しい春が来るのですね。四季は、この話にとてもよく似ていると思います。

文庫OFF

2025/07/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み終わってすぐには感想は書けなかった。せめて自分 の中である程度整理できたら、と思って読み返した。 これは殆ど四季の視点で語られているので、多少は四季 のことを知る(理解する)ことができる(はず)。 「何故自分は空間や時間を現実の並びの中で捉えられな いのか」と四季自身が問うように、この本もその通り。 実際の出来事と四季が再構築・再生した過去の出来事、 虚構が織り混ざっている。 でも四季の思考を知ることが重点なので、四季の変化以 外では、時系列はそれほど重要じゃないかもしれない。 「すべてがFになる」では、其志雄と栖麻のことをいわ ゆる多重人格を患う人の中に現れた人格と捉えていたけ ど(其志雄に関しては「春」で四季が創り出したと言及) 四季が取り入れたさまざまな人の思考? 予測分析のためにSNSの発言やブログなどからデータマ イニングが現在進行形で行われてるけど、それを四季は 頭の中でやっていて、それを自分の中に取り入れている ようです。 44代大統領の元で予測分析をしていたという人が、最高 の量子コンピューターは人間の脳だとよく言っている。 四季の脳はまさにそうなんでしょう。 機械的な印象が強かった四季だけど、大好きだったから、 其志雄を把握できなかったと言った四季はとても人間味 に溢れていた。 パティが「四季様、雨です」と言った時も。 泣けて、本当に良かった。 犀川先生のことも萌絵のことを言い訳にはしてたけど、 好きだったから把握できなかったよう。取り入れもしな かったのは、危険だと思ったからだと言っていたけれ ど、図書館で会った時に犀川先生の行動をある程度予測 できる程には知っていたのよね?でもその時に犀川先生 は予想外のことをした…水中の煙草とその事が彼の思考 を取り入れるのは危険かもしれないと思い始めたきっか け?? それにしても、「キスでもしていただこうかと思っていま したのよ」が本気だったとは。  萌絵にはキスをするのかと聞かれ、返事をした時に、「F になる」で犀川先生は頭を下げたとしか言ってなかった けど、それだけじゃなかったのね。 自由とは? 生きるとは? 孤独とは? 四季と一緒に深く考えてしまう一冊でした。 その四季が、技術を利用して、見た目若いままで100年 以上も生きるのは想像できないけれど、どういった思い がそうさせたのかは気になる。 エピローグで、犀川先生に人間が好きかと聞かれ、好き だと答えた。その理由に、四季の変化を一番に感じた。 そしてそう言った四季がきれいだと思った。 そういう質問をする犀川先生も、らしくて好き。 エピローグでは、四季が、儀同世津子の家で犀川先生と 遭遇した時のことも語っていて、楽しそうなのが伝わっ てくる。 やはり、曇ったメガネのせいでした! それと、犀川先生の無関心。 全部読み返さなきゃいけないと思ってる(特に「春」) ほどで、半分も理解できてないかもしれない。 でも読み返した時には、どう感じ、どう思うのか、楽 しみでもある。 こんな本を書いてしまう森先生の頭の中はどうなってい るのでしょう? 四季シリーズと「Fになる」を本棚から取り出してきて 整理を試みた。 やっぱり紙の本は良い。便利!

Posted by ブクログ