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後巷説百物語 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2007/04/24 |
JAN | 9784043620043 |
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後巷説百物語
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商品レビュー
4.3
86件のお客様レビュー
今回は語り手の百介が年寄りになって、過去を語りながら回想する形で進行していきます。 この中で百鬼夜行シリーズと繋がっており、向こうのシリーズでは怪異として伝わっているのが実に素敵でした。最後の終わり方なんかも、前回に続いて物悲しくて好きです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【2024年181冊目】 赤えいの幻、六部と舞首、生き続ける蛇、山男と移りゆく時代、光る青鷺、終わりの百物語。世に不思議なし、巷説百物語シリーズ第三段。 読むのに随分と時間がかかってしまいました。前作は「もしかしてここで終わるつもりでした?」みたいなお話でしたが、今作はその後の話です。どちらかというと読者側、巻き込まれ側の百介が語り手に変わり、四人の元武士たちが読者側という立ち位置に。 交錯する昔に起きた事件と、現在の事件を繋ぐ一白翁の回顧録というのが正しいかもしれません。ただ、小股潜り一向が好きな私としては伝聞ではなく臨場感あるその場その場の話として読みたい!と思うなどしました、だからなかなか進まなかったのかも。 京極堂シリーズに出てきた由良氏もひょっこり登場してきたりして、他シリーズとの連動ににっこりするなどしました。やはり鳥に囚われてるんですねぇ。 今シリーズは全部で七作、果たして次はどのような巷説百物語が展開されるのか。やっぱり目が離せそうにありません。
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少し趣向が変わって、時代は現代に近づく。なんとここで百鬼夜行シリーズとつながってしまうとは。加えて素晴らしいのが小野不由美による解説で、百鬼夜行シリーズのファンも是非とも読むべき。
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