1,800円以上の注文で送料無料
倚りかからず ちくま文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫
  • 1224-36-03

倚りかからず ちくま文庫

茨木のり子(著者)

追加する に追加する

倚りかからず ちくま文庫

定価 ¥660

330 定価より330円(50%)おトク

獲得ポイント3P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗到着予定:3/23(月)~3/28(土)

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

3/23(月)~3/28(土)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/筑摩書房
発売年月日 2007/04/10
JAN 9784480423238

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

3/23(月)~3/28(土)

倚りかからず

¥330

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.2

71件のお客様レビュー

レビューを投稿

2026/02/15

茨木のり子の詩は、静かだが硬い。読むたびに、背筋がすっと伸びる。 本書で強く心に残ったのは、表題作「寄りかからず」である。 宗教や学問、権威といった既製のものに頼らず、自分の目と耳、そして二本の足で立つこと。その覚悟が、まっすぐに書かれている。読むうちに、言い訳を許されない気...

茨木のり子の詩は、静かだが硬い。読むたびに、背筋がすっと伸びる。 本書で強く心に残ったのは、表題作「寄りかからず」である。 宗教や学問、権威といった既製のものに頼らず、自分の目と耳、そして二本の足で立つこと。その覚悟が、まっすぐに書かれている。読むうちに、言い訳を許されない気持ちになる。 けれど詩の結びで、もし倚りかかるものがあるとすれば、それは「椅子の背もたれだけ」とある。その一行に、思わず息をついた。 強さだけではない。そこに少しの安らぎがある。

Posted by ブクログ

2025/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「苦しみの日々 哀しみの日々」 苦しみの日々 哀しみの日々 それはひとを少しは深くするだろう わずか五ミリくらいではあろうけれど さなかには心臓も凍結 息をするのさえ難しいほどだが なんとか通り抜けたとき 初めて気付く あれは自らを養うに足る時間だったと 少しずつ 少しずつ深くなってゆけば やがては解るようになるだろう 人の痛みも 柘榴のような傷口も わかったとてどうなるものでもないけれど (わからないよりはいいだろう) 苦しみに負けて 哀しみにひしがれて とげとげのサボテンと化してしまうのは ごめんである 受けとめるしかない 折々の小さな棘や 病でさえも はしゃぎや 浮かれのなかには 自己省察の要素は皆無なのだから --- ある一行 〈絶望の虚妄なること まさに希望に相同じい〉 --- 行方不明 人間には 行方不明の時間が必要です なぜかはわからないけれど そんなふうに囁くものがあるのです 〜 私は家に居てさえ ときどき行方不明になる ベルがなっても出ない 電話がなっても出ない 今は居ないのです --- 汲む あらゆる仕事 すべてのいい仕事の核には 震える弱いアンテナが隠されている きっと・・・・・・

Posted by ブクログ

2025/12/22

「よろしい  お前にはまだ笑う能力が残っている  乏しい能力のひとつとして  いまわのきわまで保つように」 人の痛みも 柘榴のような傷口も わかったとてどうなるものでもないれけど (わからないよりはいいだろう) が、好きで買った 柘榴のような傷口っていいな、素敵だな

Posted by ブクログ