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武器よさらば 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
| 発売年月日 | 2006/05/29 |
| JAN | 9784102100141 |
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武器よさらば
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武器よさらば
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商品レビュー
3.8
55件のお客様レビュー
私がわざわざ語るまでもない不朽の名作。だが、せっかく久々に読んだので。 自らの経験から、戦争を題材にすることの多いヘミングウェイ。 そして戦争の登場人物が、一切勇敢でもなく、格好良くもないヘミングウェイ。 本作もそう。イタリア軍に従軍したアメリカ青年フレドリック。軍の仲間に紹介さ...
私がわざわざ語るまでもない不朽の名作。だが、せっかく久々に読んだので。 自らの経験から、戦争を題材にすることの多いヘミングウェイ。 そして戦争の登場人物が、一切勇敢でもなく、格好良くもないヘミングウェイ。 本作もそう。イタリア軍に従軍したアメリカ青年フレドリック。軍の仲間に紹介された看護師キャサリンと普通に恋に落ちる。 その後、お使いで前線に行った際に砲弾の衝撃(直撃ではない)で足を負傷し入院。 入院先で世話をしてくれたのはかのキャサリンであり、そこで恋を超える恋に落ちる。 傷が癒え、再び戦場へ戻されるも、自軍劣勢で撤退を余儀なくされる中でのパニックから、軍から脱走することを決意。 脱走の行く末は。そしてキャサリンとの恋の行方は。 というのが大まかなあらすじ。フレドリックは全然格好良くない。まるきり格好良くない。 ただし、大傑作。 中盤までは正直この恋愛模様、だるい。昔は高見訳のせいだと思っていたけど、年を経て他の数多くの作品も原文も見るようになった今だから言える。もとからだいぶだるい。 ただしそれも、戦況が劣勢になるまで。自分がいる世界のバランスが崩れたあとの自身の心境および周囲の行動。ここにこの戦争を経験した大作家の真骨頂がある。 戦争という強烈な理不尽が、人生に投影される。その大きく投影された濃い影を、後日、過去を振り返る形で、そして未来においてさえ半ば諦めをもった目で語る。 この後半の虚無。幸せに生きているように見せかけて、しかし確実に存在するその影を語る虚無。 ラスト30ページを語るために、前半500ページが存在する。ラスト30ページに、大作家アーネスト・ヘミングウェイが神の如く存在する。 読んだ人はわかるし、読んでほしい。 現代アメリカ作家が、この人の影響を受けずにはいられない理由がわかる。
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戦争の話かと思いきや、最終的には恋愛・結婚・出産の話。 ヘミングウェイ自身が作家でありながら、戦争にも赴き、釣りやボクシング等にも意欲的に取り組む情熱的な人物であり、この物語もそれらの経験がベースになっている、という点に驚いた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2025.3.5読了。 なんとも言えない読後感。 「武器よさらば」という題名にもあるように、戦争から離れ、主人公が幸せな人生を追求していくという話かと思っていた。 しかし実際には、戦争から離れ、幸せな人生を掴んだのも束の間、最愛の人を失ってしまい呆然としたまま物語が終わる。読み終わって本を置いた後、しばらく呆然とした。 主人公のフレドリックは、砲弾により大怪我を負ったり、部下を失い、自身も銃殺の危機に遭ったりと戦争によって悲惨な目に遭ってきた。 それでも愛という希望を持ち続け、前に進んできたのに、やっと戦争から逃れられたと思いきや、最愛の人を失う。 人は、「愛」という救いを失ってもなお、希望を失わず生きていくことは出来るのだろうか。 そんなことを問われているような気持ちになった。 最愛の人を失い、病室に1人佇み、雨の中ホテルに歩いていくフレドリック。その時彼が抱いていた感情は「怒り」と「喪失感」だったと感じる。この世の無情さに、怒る矛先も見つからず、なす術もないこの世の不条理に怒っていた。たとえ戦争が無くなったとしても、辛く苦しいことは沢山ある。この世が存在する限り、至るところで悲しみは溢れている。 人は死を逃れることは出来ない。 ヘミングウェイの小説にはそんな「人生は敗れるべく運命づけられている」という彼の悲観的信念が強く反映されている。 ヘミングウェイは、戦争を輝かしいサクセスストーリーとして描くのではなく、戦争による負の側面、犠牲や喪失を色濃く描く。 平和な時代に生きる私は、そんな彼の小説たちから「戦争を繰り返してはならない」という強いメッセージを受け取る。 そんな平和を優しく抱きしめたくなるような温かさと共に、今を力強く生きる勇気をももらえるのだ。
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