- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
レヴィ=ストロース『神話論理』の森へ
定価 ¥3,300
1,925円 定価より1,375円(41%)おトク
獲得ポイント17P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
1/29(水)~2/3(月)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | みすず書房/みすず書房 |
発売年月日 | 2006/04/14 |
JAN | 9784622072089 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
1/29(水)~2/3(月)
- 書籍
- 書籍
レヴィ=ストロース『神話論理』の森へ
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
レヴィ=ストロース『神話論理』の森へ
¥1,925
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
長い間、気になりながら、あまりの分厚さにおじけていたレヴィ=ストロースの「神話論理」に挑む気にだんだんなってきていて、その登坂準備に読んでみた。 浩瀚な「神話論理の森」で迷わないためののガイドブックみたいなものかな?と思って読み始めたのだが、これはこれでなかなか癖のあるエッジの...
長い間、気になりながら、あまりの分厚さにおじけていたレヴィ=ストロースの「神話論理」に挑む気にだんだんなってきていて、その登坂準備に読んでみた。 浩瀚な「神話論理の森」で迷わないためののガイドブックみたいなものかな?と思って読み始めたのだが、これはこれでなかなか癖のあるエッジのある本だな〜。 レヴィ=ストロース大好きな中沢さんの紹介は、基本、大絶賛な感じだけど、森の入り口まで連れて行くところまでで、あとは自分で読んでねな感じ。 エナフさんの論文が一番包括的だと思うのだが、これも方法論的な議論。 編者の一人の木村さんは、アマゾンにいる動物と神話論理にでてくる動物の関係とか、神話論理のもとになっている原典テキストとの関係とか、レヴィ=ストロースの方法論への批判的な視点を提示しつつ、全体としてはレヴィ=ストロースを評価するみたいな感じ。 もう一人の編者の渡辺さんによるレヴィ=ストロースのインタビューも、なんだか焦点が定まらず、肩透かしなままで、漂っているうちにおしまいだったり。(が、だからこそ伝わってくるレヴィ=ストロースという人のあり方がみえて、これはこれですごく面白い) 最後のほうは、いろいろな分野の人がレヴィ=ストロースをどう読んだかという話し。が、まだ「神話論理」を読めてなくて、「野生の思考」を踏まえての議論。(これはこれでまた面白い) で、その論者のなかに、安富歩さんもいて、複雑系科学の始祖として、レヴィ=ストロースを読んでたりする。 最後、池澤夏樹さんの物語との関係でレヴィ=ストロースについてエッセイがあっておしまい。 つまり、これから「神話論理」に挑戦するにあたって、全体の見取り図をおしえますみたいな本ではないわけ。 「神話論理」を読んだ気にはまったくさせない、「神話論理」の広大な森で、楽しく迷うためのガイドブックだな〜。 いや〜、ほんとに読むぞ〜という気になってきた。
Posted by