- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
生きていくのに大切な言葉 吉本隆明74語
定価 ¥1,210
495円 定価より715円(59%)おトク
獲得ポイント4P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/8(金)~11/13(水)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 二見書房/二見書房 |
発売年月日 | 2005/01/20 |
JAN | 9784576042336 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/8(金)~11/13(水)
- 書籍
- 書籍
生きていくのに大切な言葉 吉本隆明74語
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
生きていくのに大切な言葉 吉本隆明74語
¥495
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
吉本隆明の長女・ハルノ宵子の著書 『隆明だもの』を読み終えて 何か吉本隆明の本を読みたくなった。 やはり『共同幻想論』だろうか と思ったが図書館に所蔵がなかった。 それで本書を読んでみることにした (吉本自身の著書ではないが) 『隆明だもの』のおかげで吉本隆明の 人間味を知り、著...
吉本隆明の長女・ハルノ宵子の著書 『隆明だもの』を読み終えて 何か吉本隆明の本を読みたくなった。 やはり『共同幻想論』だろうか と思ったが図書館に所蔵がなかった。 それで本書を読んでみることにした (吉本自身の著書ではないが) 『隆明だもの』のおかげで吉本隆明の 人間味を知り、著書を読む敷居が 低くなったことは確かだ。 結婚して子供を生み、そして、 子供に背かれ、老いくたばって死ぬ、 そういう生活者をもしも想定できるならば、 そういう生活の仕方をして生涯を終える者が、 いちばん価値がある存在なんだ (P11) 本書最初の言葉がこれだった。 著者・勢古浩爾のことは全く知らないが 読んで良かったなと思った。 「どの言葉を最初にもってくるか」 「やはりこれしかない」 「吉本隆明の生活思想の第一原則。 最強にして最大の言葉だ」 とにかく熱い。吉本フリークにありがちな この信奉具合。思い入れの方向性が 共感持てそうに思えたのだ。 ハルノも吉本ばななも言っているが吉本隆明は 言葉と生き方が一致していた 稀有な存在だったらしい。 言葉に嘘がない。 「信奉」の根拠はこれなのだと思う。 ちなみにこの最初の言葉のあと そういう生き方をもっとも価値ある 生き方とすれば、大なり小なり それからの逸脱でしか人間は生きられない (P19) が出てくる。 「むろん『巨人』になってしまっても いいのだが、そんなものはどっちみち大した ことじゃねえんだ、ふつうという価値から 見ればどうでもいいんだ、逸脱なんだ」 このへんが深い。 P25 もし人間に「成熟」というものが可能なら、 何回も自分の意志を建て直すということの なかにしかありえない P50 「未来のある人には冷静な自己反省というか、 自己相対化というか、内省する時間を持ってほしい。 ひきこもるくらいでちょうどいい」 P55 自らを辱めざらんことを。 P57 卑怯者は許されてはならないが、 人間の弱さや自分とは異なる思考は 最大限に理解され尊重されなければならない P57 自分の思考に絶対的な正当性はない P65 「本気かね?」 学問や批評の内部ではたぶん禁じ手の言葉である。 そこでは知識の量や論理一貫性の読みの深さや 解釈の厚みや独創性だけが問題で 「本気」かどうかなんて言葉が入りこむ余地など ないからだ P84 思想(思考)は現実的にかなず頽廃する。 思想(思考)を実現しようとするものが、 矛盾のかたまりである人間だからである
Posted by
今の時代に果たして何人が吉本隆明を知っているだろうか。自分は中学に高校時代に、闘争時代の檄文を読んで以来になるが、時代とともに読むことがなくなっていった世代である。この本に書いてある生きるためというのは、少し褒めすぎている感じがする。読むのに1時間もかからない薄い内容で、正直原本...
今の時代に果たして何人が吉本隆明を知っているだろうか。自分は中学に高校時代に、闘争時代の檄文を読んで以来になるが、時代とともに読むことがなくなっていった世代である。この本に書いてある生きるためというのは、少し褒めすぎている感じがする。読むのに1時間もかからない薄い内容で、正直原本にあたってみたくなった。
Posted by
その時代を共有できなかったことで理解力に大きな断絶を感じるのが、学生運動と吉本隆明。 学生運動については別な時に書いたので今回は措くが、吉本隆明の本は進められて何冊か読んでいるけれど、どうしてもこの人がこれほど別格扱いされるのかがわからない。 なんだかむやみにちやほやされているよ...
その時代を共有できなかったことで理解力に大きな断絶を感じるのが、学生運動と吉本隆明。 学生運動については別な時に書いたので今回は措くが、吉本隆明の本は進められて何冊か読んでいるけれど、どうしてもこの人がこれほど別格扱いされるのかがわからない。 なんだかむやみにちやほやされているようで、少し鼻につく。 だから気に入らないのは彼本人ではなく、持ち上げている周囲の方なので、まあいつも何かを得るために一生懸命読んでいるわけです。 ”「知識というのはほんとうに役に立たないです。役に立たないというより、要らないです。その場で適応すればいい。適応できるだけの素地さえもっていれば、ほかには何も要らないと思います」それよりも、「生活の中」での「判断力」としての「叡智とか知恵は磨いたほうがいい」 ” ”頭がいい人というのは、自分を鋭く狭めていくようなところがあります。長い目で見ると、それはそんなにいいことではない。熟練した職業人になるには、少しゆるんでいて、いい加減なところがあって、でも持続力だけはある、というのがいいのです” 頭のいい人に憧れる傾向のある私。 心しよう。 大事なのは地頭(じあたま)なのだと
Posted by