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おんなのことば
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おんなのことば

茨木のり子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 童話屋
発売年月日 1994/08/17
JAN 9784924684782

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商品レビュー

4.4

78件のお客様レビュー

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2024/09/23

これも、花田菜々子さんの本で紹介されていて気になったので、図書館で借りてきて読んだ本(2冊目)。 購入して手元に置いておこうと思った。 涙が出たのよ。 酒を飲みながら読んでいたのもある。 自分の今までのこと、今のこと、いま私が憎たらしいなー!と思っている人のこと、いろんなこと...

これも、花田菜々子さんの本で紹介されていて気になったので、図書館で借りてきて読んだ本(2冊目)。 購入して手元に置いておこうと思った。 涙が出たのよ。 酒を飲みながら読んでいたのもある。 自分の今までのこと、今のこと、いま私が憎たらしいなー!と思っている人のこと、いろんなことが浮かび上がっては、あまりそれを突き詰めることもせずにやり過ごす日々。 そこへ茨木のり子の核心をついたことばがヒュッとカウボーイの投げる縄のように私をつかまえてきて、ヒヤッとするんだけど、じっとしているうちになんだか暖かい気持ちで今の自分の立ち位置を見せてくれるような、そんな心持ちに。え?ん?何言ってんの?わからん。酔ってるから。 とにかくこの詩集は私の本棚に置いておこうと思う。

Posted by ブクログ

2024/06/23

本屋さんで手に取り パッと開いたページに書いてあった言葉に ぶん殴られたような気持ちでした ぶん殴られたあと、そっと抱きしめられるような 大きな安心感もありました 他の詩からも 強く美しい凛とした響きがありました 詩っていいなぁ

Posted by ブクログ

2024/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

隣町の図書館にあったので久しぶりに再読。 有名な「自分の感受性くらい」は度々読んでいますが、その時々で感じることが変化するから不思議です。今回は、今まで読んだ中で1番ぐっさりと胸に突き刺さった気がします。だめな自分をとことんあぶり出され、甘えるな!ばかものよ!と一喝されたように感じました。 「見えない配達夫」の最後に、 ○虚無を肥料に咲き出でようとする 人間たちの花々もあった とあるのですが、[虚無を肥料にする]にはどうしたらいいのだろう?と考え込んでしまいました。どなたかわかりますか? ○その人の子供時代に思いを馳せるのは すでに 好意を持ったしるし             「子供時代」より (昔、相手のご両親に、彼を産んでくれてありがとうございます、、と心から感じた時、あー、この人のことを好きだということなんだなと思い知ったことを思い出しました) ○死こそ常態 生はいとしき蜃気楼              「さくら」より ○人間は誰でも心の底に しいんと静かな湖を持つべきなのだ (略) 話すとわかる 二言 三言で (略) 容易に増えも減りもしない自分の湖             「みずうみ」より ○どこかに 美しい人と人との力はないか 同じ時代をともに生きる したしさとおかしさとそうして怒りが 鋭い力となって たちあらわれる            「六月」より 自分がここ最近求めているのは、まさにこの、〈美しい人と人との力〉なのだとはっとさせられた一編。美しい物ではなく、美しい人であり、その人との交流で生まれる何かなのだと。 そして、大好きな泉谷閑示さんの本にも引用されていた「汲む」より ○人に対しても世の中に対しても 人を人と思わなくなったとき 堕落が始まるのね (中略) ○すべての良い仕事の核には 震える弱いアンテナが隠されている 「自分の感受性くらい」「みずうみ」「汲む」は度々読み返して自分を律したいと思います。 素晴らしい詩集でした。

Posted by ブクログ

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