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私本太平記(一) 吉川英治歴史時代文庫63
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 1990/02/11 |
| JAN | 9784061965638 |

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私本太平記(一)
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商品レビュー
3.9
21件のお客様レビュー
小説にしづらいとい…
小説にしづらいといわれる南北朝を題材に、吉川英治が果敢に挑戦する意欲作。暗い時代ではあるが、美しい文章での創作に、飽きはこない。歴史教科書などで、足利尊氏、後醍醐天皇、新田義貞、楠正成あたりの人物を、おさらいしてから読むことをおすすめする。
文庫OFF
北条執権下から南北朝という動乱の時代を描いた、吉川英治氏による超大作の第一巻。 背景としてあるのは、形骸化した鎌倉幕府と討幕を目論む後醍醐天皇方、両陣営の対立という壮大な構図です。 <あしかが帖>では、この構図がもたらす不穏な雰囲気のなかで、うら若き又太郎青年(後の足利尊氏)の...
北条執権下から南北朝という動乱の時代を描いた、吉川英治氏による超大作の第一巻。 背景としてあるのは、形骸化した鎌倉幕府と討幕を目論む後醍醐天皇方、両陣営の対立という壮大な構図です。 <あしかが帖>では、この構図がもたらす不穏な雰囲気のなかで、うら若き又太郎青年(後の足利尊氏)の成長が描かれています。 先祖の遺志との邂逅(この勇者覚醒のようなシーンがとにかく熱い)、ライバルや仲間や女性との出会いと別れ。 山あり谷あり、爽やかでありながら切なくて、青春小説のような趣のある序幕です。 続く<婆娑羅帖>では、天皇方のカリスマ然とした公卿・日野俊基朝臣が中心人物になっています。 幕府側と天皇側の争いの端緒がついに開かれ、不穏が戦乱へと変化していく。 日野俊基は、言うなれば、革命軍の実行リーダーみたいな人物で、飄々としているけれども、風格と信念があってカッコいいです。 子どものころに読んだ吉川英治氏の<三国志>は、私の読書遍歴の原点であり、子どもながらにその壮大な語りに興奮を覚えたものでした。 この<私本太平記>もまた、漠然として固定化されたイメージでしかなかった歴史上の人物が、着色を施されて自由気ままに動き出すような、そんな愉しさがあります。 丁寧に、それでいて流れるように語られていくので、知らず知らずのうちに、又太郎や俊基朝臣の足跡に惹き込まれ、夢中になれる作品でした。
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理解が浅く、しかも複雑で心理的にとっつき難い南北朝の時代を理解するために読み始めた。さすが吉川英治。先がどうなるのかを気にならせ、ぐいぐいと読者を引っ張っていくスタイルは、まるでミステリー小説のようだ。 足利尊氏の青年期から始まるストーリー。武家の名門の嫡男として世間の注目を集...
理解が浅く、しかも複雑で心理的にとっつき難い南北朝の時代を理解するために読み始めた。さすが吉川英治。先がどうなるのかを気にならせ、ぐいぐいと読者を引っ張っていくスタイルは、まるでミステリー小説のようだ。 足利尊氏の青年期から始まるストーリー。武家の名門の嫡男として世間の注目を集める立場にありながら、どこか掴みようがなくて、有能で有望なのか分からない。。という人物設定。田楽がどんな物か、婆娑羅とは何なのか、分かってきた。倒幕の意思を秘めるようになる尊氏の今後が気になる。
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