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アルジャーノンに花束を
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アルジャーノンに花束を

ダニエルキイス【著】, 小尾芙佐【訳】

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アルジャーノンに花束を

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 1989/04/15
JAN 9784152033932

アルジャーノンに花束を

¥990

商品レビュー

4.4

345件のお客様レビュー

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2024/09/04

1989年…この本が発売された年に購入して読みました。 そして…2021年… 自分が記憶障害を患ってしまい… 今まで書けていた文字が書けなくなり…思い出せなくなり… 少しずつ症状が進行していて… 今年(2024年)…本棚の中の この本を再び読んでみました…

Posted by ブクログ

2024/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

充分とはいかなかった知能が急激に発達し、そして急激に退化して、チャーリーにとっては元の知能がすでに充分であったことを読者が悟る。突飛なアイデアとしてタイトルを形容されることの多い【ベンジャミン・バトン】は元ネタとして今作を下地に置いて そこから発展させた設定なのではないかなと思った。 経過報告という形で綴られる物語は、大きな制限を設ける代わりに大きなインパクトとしての機能を発揮していて、その文体の異様さも相まって序盤からなかなか覚悟のいる読書体験だった。ただあの読みにくさがあってこそ賢くなっていくチャーリーの文章にドキドキするし、終盤元に戻っていく切なさにも効いてくるから上手い。 終盤、チャーリーがフェイに拒否反応を向けられてしまう場面は、チャーリーが実の母親に拒否されてナイフを向けられる場面よりも淡々と身体を突き飛ばされるような恐ろしさがあってなかなかに強烈だった。 登場時間に比例しない魅力で飾り付けられていたフェイから発せられる「あっちへ行け。二度とくるな」はノーガードのボディに重めのパンチ食らった気分になるし、あれが最後の会話っていうのも壮絶にキツかった。 チャーリーが妹と再会した場面、その後のチャーリーを知っていると妹の今後を考えるのも辛いけど、とにかくチャーリーの身を案じて再び出会えたことにも喜びを感じてくれていたのが嬉しかった。あのふたりの再会が、作中いちばん好きだった場面。パン屋の面々も、同じ姿になって戻ってきたチャーリーに対して言いようのない哀れみを抱いていたのか、チャーリーを守り、助けるために心から優しく接してくれてたのも良かった。終盤は切なさもあれど、それを補うほどに周囲の人々から受ける優しさも描かれてる。 ドラマのタイアップ付いてたのにコメント欄で誰もそのドラマについては触れず、ひたすら【アルジャーノンに花束を】の考察や感想を書く場になってる、ヨルシカの【アルジャーノン】、必聴&必読。 【アルジャーノンに花束を】の由来となる、「裏庭のアルジャーノンにお花をお供えしてください」っていうチャーリーのセリフ、役所広司さん主演の【すばらしき世界】で今思えばオマージュだったのかなっていうシーンがあって感動をより後押しされた。他人へのただただ純粋な思いやりに心を撃ち抜かれてしまうラストだった。 ありがとうございました。

Posted by ブクログ

2024/05/30

40年以上前から読もうと思っていて やっと読んだ。 読んでよかった。 「人の気持ちが聞こえたら」を読むにあったって 読んでおきたかったから。

Posted by ブクログ

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