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みるなのくら 日本傑作絵本シリーズ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
| 発売年月日 | 1989/03/25 |
| JAN | 9784834008319 |

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商品レビュー
4.1
11件のお客様レビュー
林で迷ってしまった若い男が、うぐいすの声に誘われて辿り着いたのは、立派な屋敷だった。 美しいあねさまにもてなされるが、次の日に留守番を頼まれる。 12個ある蔵のうち、ひとつは絶対に見るなと念を押されるが…。 中盤、字が少ない代わりに、絵の美しさに魅せられる。 蔵を開けなければ、男...
林で迷ってしまった若い男が、うぐいすの声に誘われて辿り着いたのは、立派な屋敷だった。 美しいあねさまにもてなされるが、次の日に留守番を頼まれる。 12個ある蔵のうち、ひとつは絶対に見るなと念を押されるが…。 中盤、字が少ない代わりに、絵の美しさに魅せられる。 蔵を開けなければ、男はずっとあの屋敷で暮らしたのかな。
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ある若者がうぐいすの声に誘われて山奥に迷い込みます。山奥の屋敷にたどり着くと、中にいたあねさまがもてなしてくれました。その屋敷には12の蔵があり、自由に開けてみてもよいが、12番目の蔵だけはけっして見ないでくれと言われます。あねさまの留守に若者が蔵を開けると、そこには四季折々の世...
ある若者がうぐいすの声に誘われて山奥に迷い込みます。山奥の屋敷にたどり着くと、中にいたあねさまがもてなしてくれました。その屋敷には12の蔵があり、自由に開けてみてもよいが、12番目の蔵だけはけっして見ないでくれと言われます。あねさまの留守に若者が蔵を開けると、そこには四季折々の世界が広がっていました。次々、開けるうちとうとう12番目の蔵に来た若者は……。 うぐいすの宿、とか他の名前でも伝わっている昔話。12か月バージョン、春夏秋冬バージョン、蔵ではなく座敷の間を開けていくバージョンなど色々あると思いますが、その中で一番好きな絵本です。 月々の美しい景色が圧巻で若者と一緒に次々と蔵の戸を開けるようにページをめくってしまいます。歳時記としても楽しめます。 一番印象深いのは12番目の蔵の前に立つ若者の絵です。蔵の扉に手をかけてこちらを見ている若者の表情は、誰もいないか確認しようと後ろを見ているようでもあるし、読んでいる人に対して「見たな」と言っているようでもあります。こわい顔をしている。わるいことをする時の人間の顔です。 桃源郷のような世界から一転、一気に空気が凍りつくようで、こわいもの見たさなのか、大人になった今でも、この絵本を時々読みたくなります。
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少し長いめの話。美しい大きめの絵本です。 季節は1年通してでてくるのですが、この本を読むベストタイミングは3月なのかな。最後は梅と鶯でおわります。 2年生の最後でこれを読むタイミングがなければ、ぜひ3年生でよんであげてほしいです。
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